絶対音感は必要か？！3年間ソルフェージュを学んだ私が思うこと

Twitter(今後も面倒くさいのでTwitterと書くつもり)で(少し)盛り上がっていた話題

「絶対音感は必要か」

3年前、某有名ピアノ講師がご自身のブログに「大人になってからでは耳は育たない」と書かれていて、

そのかたにどうしても習いたかったわけではありませんが、「耳は育たない」という言葉が心に引っ掛かり、近所のソルフェージュ教室に通い始めました。

ソルフェージュの体験レッスンを受けた際にも、
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・大人のかたが絶対音感を身につけるのは難しい
・大人のかたでも相対音感であれば訓練次第で(ある程度)身につけることが出来る
・演奏するうえでは絶対音感より相対音感のほうが重要
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と担当の先生から言われ、(「無理」とまでは言われませんでしたが)「(大人は)耳は育たない」ことは先生がたの共通の認識なのだろうなぁと思ったことを覚えています。

私がその常識を打ち破り(大人のピアノ愛好家の)希望の星になれれば...よかったのですが、3年間習った感想は概ね先生のお言葉通り。
証明にしかなっていません。悔しい。
(;-ω-)ノ

絶対音感なんて必要ないでしょう？！
確かにそう。
「絶対音感は必要か」という問いに3年間ソルフェージュを学んだ考えは「必要ではない」

けれど「あるに越したことはない」
そして「可能性を信じて努力するだけの価値はある」と思っています。

子供の頃、絶対音感を持っているお友達が映画『ピアノレッスン』を耳コピし)弾いていて羨ましく思ったのを覚えています。
耳コピが出来れば楽譜を購入せずともCM等で流れてくる曲を弾くことが出来ますからね。

ただ、それだけであれば楽譜を購入すれば済むで、“耳コピ”は大変魅力的なピアノスキルのひとつですが、私はあまり必要性を感じません。

私が絶対音感を身につけたいと思うのは、絶対音感があるかたは音が抜け無い/忘れない傾向にあるよう感じるから。

(科学的根拠はありませんが)
音感が無いひとが暗譜をする際、楽譜に記載さ入れた音/音階を覚え、手の位置やからだの動きで覚えますが、

音感があるかたは(上記プラス)頭のなかに流れる音が実際の音に変換出来るのかなと思うのです。
私には音感が無いので実際のところは分かりませんが。

無理して暗譜しなくても、楽譜を見て弾けば良いですし、以前弾いた曲も覚えておく必要はありません。
新しい作品に挑戦し、どんどん忘れれば良い！！

...そこまで潔くなれれば「絶対音感など不要！」と言い切れるのですけれどね。


ちなみに、、
[起承転結]のように音楽全体の流れ/和声の変化を表現するには絶対音感より相対音感のほうが重要！

そして相対音感はそれなりに身につく！！！
最近、音や和声の変化に敏感になってきました。

なのに、先日の発表会で変イ長調[♭ラ♭ミド]を[♭ラ♭ミ♭シ]と打鍵しとんでもない音を弾いてしまいました。
3年間のソルフェージュのレッスンが何も活かされていない...
(;´Д｀)



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