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自称マズルカ・コンシェルジュ推薦の5曲

マズルカは人気が無い
フレデリック・ショパンを持ってしても演奏される機会は少ないですね。
同じ3拍子のワルツと比較すれば雲泥の差...
(;´Д`)

というわけで、皆さんにももっとマズルカを好きになってもらいたく、自称マズルカ・コンシェルジュの私がスペオキ(スペシャルお気に入り)のマズルカ5曲をご紹介させていただきます!

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ショパン:マズルカ第29番作品41第4番 嬰ハ短調
リャードフ:『3つの小品』よりドリア旋法によるマズルカ作品11第2番
リャードフ:『3つの小品』よりマズルカ作品11第3番
スクリャービン:『10のマズルカ』作品3第1番
シマノフスキ:『20のマズルカ』作品50第2番
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素敵なマズルカを5曲選ぶとなるとショパンオンパレードになってしまうため、ショパンのマズルカは特別お気に入りの一曲のみをご紹介します。
…といってもあまりに有名な作品のため、私が紹介するまでもありませんが、、

マズルカ第29番作品41第4番 嬰ハ短調
※版によって曲順が異なりピティナ等では[マズルカ第26番 作品41第1番]として記載されています。
今回はショパン・コンクール(およびヘンレ版)にあわせて4番と記載しました。

短い曲ですがとても華やかでドラマチックな作品
「ショパンのマズルカのなかで1番好き!」というかたも多いと思います。マズルカは作品数が多く何から聴けばいいか困っているかたは、ぜひこの作品からどうぞ




つぎはリャードフ
リャードフもショパンと同様に魅力的なマズルカを沢山書き残していて選ぶのに苦労しました。
色々と悩んだ末に選んだのが作品11から第2番、第3番

ドリア旋法によるマズルカ作品11第2番

[ドリア旋法]というタイトルから古風な曲調をイメージしますが、冒頭からパンチ強め
その後も次々と魅力的なフレーズが登場し「あっ」という間に終わる、疾風怒濤といった作品です

続くマズルカ作品11第3番

複数の声部が細かく細密画のようにキラキラと音が輝いて、リャードフの良さがじゅうにぶんに発揮された作品
ちなみに第1番プレリュードも素晴らしい作品なので作品11を続けてどうぞ。




4曲目はスクリャービンのマズルカ
スクリャービンも数多くのマズルカを書き残していて、しかも素敵な作品ばかり一曲に絞ることが難しいため作品3の最初のマズルカを選びました。

『10のマズルカ』作品3第1番

スクリャービン初期の荒々しさに、細かな装飾音が施された個性的な作品
冒頭フレーズが何度も登場するため少しくどい印象を与えますが、そのフレーズ自体カッコいいので聴き飽きません!



『10のマズルカ』作品3
『9つのマズルカ』作品25
『2つのマズルカ』作品40
魅力的な作品が揃っていますので、皆さんもお気に入りの一曲を探してみて下さい!


最後はポーランド出身のシマノフスキ
シマノフスキもまた沢山のマズルカを書き残していますが、こちらは第2番が断トツでカッコいい(個人比)!

『20のマズルカ』作品50第2番

躍動感に溢れ、現代的曲調が刺激的な一曲
上記に紹介しましたリャードフのドリア旋法によるマズルカと比べ、シマノフスキのマズルカは曲にまとまりがあり単体(一曲)で演奏しても良さそうですね




今回、お気に入りの5曲をご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
個人的には、、ご紹介し足りない(;´Д`)

比較的弾きやすいマズルカ
・グリンカ マズルカ ハ短調
・バラキレフ マズルカ 2番
・スクリャービン マズルカ作品3第3番
・スクリャービン マズルカ作品25第3番

西欧圏のマズルカ
・グラナドス ロマンティックな情景より『マズルカ』
・ポンセ マズルカ第1番

どさくさに紛れてご紹介((´∀`))ケラケラ



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コメント

もしも、彼が知ったならば、、、

かつさんのマズルカ愛が満載ですね。🎶 今回の記事は、レア曲紹介の意味もあって、永久保存版並み?!😆

マズルカ、ショパンの作品が知られるようになる前は、ポーランド以外の作曲家で書いた人はどれくらいいるのでしょうか。おなじポーランドの民族音楽ポロネーズは、古くから宮廷舞曲としてポーランド以外でも知られていたようですが。(バッハが「管弦楽組曲」の第2番でポロネーズ楽章を書いている、など、、)
ロシアの作曲家は比較的手掛けていることが多いようですが(地理的要因や、歴史上支配関係にあった等の理由があると思われますが)、もし、ショパンが生きていて知ったら、どう思うんでしょうか。。
祖国ポーランドの(宮廷舞曲のポロネーズよりは、農民など民衆の生活に近い場所で聴かれる事が多いと思われる)民衆の魂を反映した音楽を、支配側のロシア人がなに食わぬ顔で作曲する。。内心苦々しく思うのでは、と気になります。

Re: もしも、彼が知ったならば、、、

もとブラス娘さん、こんにちは
コメントありがとうございます♪

返信が遅くなり申し訳ありません。

私のマズルカ愛に溢れた記事。
皆さんは興味ないだろうなと思って書いたので、コメントをいただけて嬉しいです♪
※結局、5選と言いながらこっそり10曲書いてしまいました
((´∀`))ケラケラ

私も詳しくはわかりませんが、、
そもそも、クラシック音楽に民族音楽の要素(郷土の旋律や民族舞踏のリズムなど)が表れるのがロマン派の時代ですので”ショパンよりも以前”&”ポーランド以外の作曲家”はいないかもしれませんね。
、、というかポーランド人作曲家を含めても多くないと思います。

ロシアを含め他の国のひとがマズルカやポロネーズなど作曲することについてショパンがどう思ったか…どうでしょうね。
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ロシア/ドイツ/オーストリアによって国家が消滅し(ポーランド分割)

ナポレオンによってワルシャワ公国が建国 ※ショパン誕生

ナポレオン失脚後、ふたたび消滅
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という経緯を考えると、ロシア人作曲家がマズルカを作曲することに腹を立てるかもしれませんが、、
祖国消滅の危機にマズルカやポロネーズを作曲することでポーランドの意志を残そうとしていたようにも思うので、意外と”してやったり”と思うかも
((´∀`))ケラケラ
ただ、後期ロマン派以降シマノフスキらポーランド人作曲家を含めて典型的なマズルカのかたちは失っているように思うので(マズルカと言うよりマズルカ風?)、それに対しては怒り狂いそう。
(;´Д`)

あと、リャードフやスクリャービンが生まれ育った時代はポーランドの大部分はロシア領でしたので、、
ジャイアンのごとく「ポーランドのものはロシアのもの!」とマズルカをロシア音楽と考えていても不思議ではありません!

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プロフィール

かつさん

Author:かつさん
小学校から高校までの約10年間ピアノを習い続けましたが

ハノン+ソナチネ+チェルニー30番+インヴェイションしかたどり着けずorz..

20年だった今ではバイエルすら満足に弾くことができません。

もはや、逆に奇跡!!!!

※リンクについて

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