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ただの趣味だから練習しないの

「エッ!毎日ピアノを練習しているんですか!!」
「凄いですね!偉いですねぇ」と言われることがあります。
特に楽器を習ったことかたにはビックリされます!

子供の頃は上手くなるために、憧れの作品を弾けるようになるために練習していたように思いますが、いまは好きだから弾いているだけ。
便宜上ブログでは「練習」と書きますが、練習している意識はほとんどありません。

ハノン&ツェルニー&インベンションとやっていることは子供の頃と変わりませんが、むかしといまで何が変わったのでしょうか?

大きく違うのは弾きたい作品を弾かせてもらえる点

子供の頃はツェルニーやソナチネなど基本的な教材が終わるまでベートーヴ以降の作品を弾かせてもらえない時代?システム?でしたから、作品の良さを感じることも練習する意味を理解することもなく、早く合格して次に進むことだけを考えて練習していました。

それはまさに『練習』、むしろ『訓練』に近いかも。
練習曲は憧れの作品の前に立ちはだかる高い壁のようでした。

いまは同時並行で弾きたい作品を弾かせてもらえますから、拙速に終わらせる必要はありませんね。
それにしてもインベンション5番を合格するのに9ヶ月は時間がかかり過ぎていますが...
(;´Д`)

コンクールに参加する
憧れの作品に挑戦する

明確な目標を持ってピアノの練習に取り組むことも大切ですよね。
ピアノ再開直後、私もコンクールに参加したい!大作や難曲を弾けるようなりたい!と思っていました。
ただ練習に含まれる”苦しさ”を背負うだけの余裕も覚悟も無くて、、「趣味だから」と逃げの一手!
憧れの雲の上の作品も空の彼方です
(;-ω-)ノ

ただその分だけ気持ちが軽くなってピアノを弾くこと自体が楽しい♪
バイエルやツェルニーでさえも楽しく感じられます!

もちろん上手くなることを諦めたわけではないですが...自分が出来る範囲で少しずつですね。

これが[趣味:ピアノ]の本来あるべき姿?!
3、4年前と比べて練習量は減っていますが、どんどんピアノが好きなっています!


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コメント

No title

うまくなりたいから練習していまーす!
なぜうまくなりたいか?憧れの曲を弾けるようになりたい、しかも綺麗に弾きたいからですが・・
ピアノばかり弾いていられないから、練習時間が少ない、でも少ないからなのか?練習自体が楽しいです♪

考えてみました

 かつさんこんばんは。なんで子どもの頃は練習しなくて、今は毎日練習してるのか?考えてみました。

 私の場合、ちゃんと練習しなかったのは『おバカさんだったから\(^o^)/』です。

 ・計画性がない(本読んだり、テレビみたりしてたら夜9時みないな)
 ・努力という言葉は知ってるけど、やり方がわからない(自分の問題点もわかってないし、解決方法も思いつかない)
 ・長期的な視点がない(1回の練習でクリアできないと厭になる)

 ほとんどの子どもはそうでしょうね。やはり上達には親のサポートも大事なのでしょうか。でも私は従順でなかったのでケンカになって終わった気がする…。

 不惑を過ぎてようやく、ピアノを楽しむスタートラインに立てた気がします。遅っ!🐌

Re: No title

ねこぴあのさん、こんにちは
コメントありがとうございます!

>うまくなりたいから練習していまーす!
そうですよね。そういう気持ち大事ですよね。
私の場合「上手く弾けるようになりたい」思いが強すぎて、楽しむことを忘れてしまうので注意する必要がありますが、、やっぱり上手くなりたいです!
(;´Д`)

ただ、大曲/難曲、憧れの作品を弾きたいという気持ちはなくなってしまい、
今弾いているショパン『別れのワルツ』も全然憧れではない(罰当たり)、、というよりピアノWeb発表会で選曲するまで知りませんでした。
弾いて初めて「良い曲じゃん!ショパンやるな」と感じます
((´∀`))ケラケラ

なので、ねこぴあのさんの『主よあわれみ給え BWV244』に対する熱い思いが羨ましく感じます。
お互い楽しみながらドンドン成長していけたらいいですね♪

Re: 考えてみました

momokaoyuyuさん、こんにちは
コメントありがとうございます!

計画性がない、努力の方法を知らない、長期的視点がない
本当にそれです!子供が理解するには難しく練習しないのも当然ですよね
先生から「毎日ピアノの練習をしないといけません」と言われても「嫌いなものを残すともったいないオバケが出てくる」と同じ感覚で聞き流していましたから!※子供の頃からろくでない
子供が1日1時間2時間、ひとりで自発的に練習するなんて無理!絶対に親のサポートが必要になりますよね
※練習する習慣を身についけるという意味では厳しい先生も必要に感じます

>ピアノを楽しむスタートラインに立てた気がします
私もそうです!4年前に『毎日の練習』が都市伝説でないことを知り、最近になって『ピアノを楽しむ』ことを知りました!
でもスタートラインに立てただけでも偉いですよね?!100歳までピアノを弾き続けることを考えれば遅すぎるなんてことはありません!
10年後、20年後を考えると楽しみですね

No title

私は子供の頃(小学生の頃)が、一番真面目に練習していましたねえ…(遠い目)
先生も厳しかったし、そもそもピアノを習いたいと言った時、毎日ちゃんと練習できるならと親に言われたような…(叔母がピアノで音大に行っていたのも影響していたのかも)
それでもせいぜい1日1時間、ぐらいなものでしたが(今は…察してください^^;)

昔は本当に好きな曲、弾かせてもらえませんでしたよね。
高校生になって、緩い先生に変わって、普通にショパンのワルツとか弾かせてもらえた時、びっくりした記憶が(自分でもこういう曲が弾けるんだと思って。笑)

>ただ練習に含まれる”苦しさ”を背負うだけの余裕も覚悟も無くて、、「趣味だから」と逃げの一手!

私もまさにこれ…^^;
いや、今でも私の手に余る難しい曲をやっているではないかと突っ込まれそうですが、やっぱり弾いていて、練習していて楽しい範囲の曲、楽な範囲のペース(年単位)なんですよねえ。

でも、私もがんばっていた子供の頃よりも、今の方が気持ちが軽くてピアノを弾くのが楽しいです^^
色々ありますが、ピアノ再開してよかったなと思います♪

過程を楽しめるのも大人

かつさん こんにちは

考えてみれば、ただの趣味、という言葉って、大人にしか似合わないですよね。親がお金を出すお稽古ごとは、趣味とは言えないし、ゲームとかも、親がかりの身分だと「1日に○時間まで」とか規定されてしまうという意味では、教育の一環に組み込まれていると言えなくもない(?)。
「ただの趣味だから」の下の句に「練習しない」も、「練習する」も持ってこられるのは、まさに大人の証。大人になって、よかった♪。

「ひたすらハノン(チェルニー、インヴェンションetc.)」を弾く、という、練習そのものに楽しみを見いだすのも、大人ピアノに特有なのではないでしょうか。これって、マラソン大会に出る予定がないのに走り込んでいる人、ボディビルの大会に出るわけでもないのに鍛えている人に似ているかも。毎日やらないとなんか気持ち悪い、少しずつ変化が感じられるのが嬉しい、無心になれるのがいい…等々、人によって意味付けは違いますが、目的地を決めなくてもいい、過程そのものを楽しめる、というのは、まさに大人の趣味の真髄では。

コンクールにはとりあえず出ない、大曲はいつかは弾くかもしれないけど具体的な予定はない、今の過程がとにかく楽しい…。

もしやそれは、趣味を極めたということでは!?

Re: No title

ジルさん、こんにちは
コメントありがとうございます!

返信が遅くなり申し訳ありません。

1日1時間、毎日練習されていただなんて、、凄すぎます!!
私なんて普段は何も練習をせず、レッスン日当日だけ姉とピアノを奪い合っていましたww

今頃になって一生懸命練習していますが、「子供の頃(成長期)にもっと練習していればなぁ」と思うことが多々あります
(;´Д`)
でも、先生の厳しい指導や親の監視がなければ子供は練習をサボるものですよね?!何が正解かはわかりません
将来を考えて(ピアニストやピアノの先生になりたくて)ピアノを習っているなら仕方がありませんが、趣味でピアノを弾いているのだから弾きたい曲を弾かせて欲しかったなとは思います
ソナチネ、ツェルニー、インベンション…ショパンを含めロマン派以降の作品にたどり着く道筋がないですもの!
((´∀`))ケラケラ

私のように基礎を固めたいひと、ジルさんのように無理のない範囲で習いたいひと
大人のひとがピアノを楽しめるのは自分の習いたい習い方をさせてもらえるからかもしれませんね。

私もピアノを再開して本当によかったなと思います♪

Re: 過程を楽しめるのも大人

BB鉛筆さん、こんにちは
コメントありがとうございます!

本当にその通りかもしれません!
子供の頃は[ピアノを習う=お稽古ごと]
(先生や両親から)段階を踏み少しずつ上達することが求められていて「ただの趣味で習っています」「ピアノが好きだから弾いています」と言えない状況だったかもしれませんね。
その点いまは練習をサボり上達しなかったとしても自分の責任、働いて自分で稼いだお金ですから誰からも咎められることはない
大人って素敵!((´∀`))ケラケラ

ピアノを再開してからSNSやピアノサークルで知り合った方とお話しする中で感じたのは[通して弾けるようになれば終わり]じゃないということ!
脱力の方法、フォーム、音の響きetc
皆さん本当にこだわりを持って弾いていらして、、まだまだやるべきことが沢山あることを知りました。
(あまりこだわりすぎると疲れてしまいますが)意識を少しだけ別のところに向けたら、あら不思議!弾きやすくなってる♪なんて、ちょっとした気づきが楽しいですよね
毎日練習しても仕上がるより課題が見つかることのほうが多い&課題を克服しても2か月後には忘れていたりと色々大変ですが…
(;´Д`)

私もいまは予定はありませんが、自信がついたときにコンクールに参加してみたいなと、、野望を抱いております
でもコンクールを参加するためではなくて、楽しんで弾いていた結果そこに行き着ければいいかな
もしかして私、趣味マスターでしょうか?!((´∀`))ケラケラ

No title

かつさん おはようございます。

>特に楽器を習ったことかたにはビックリされます!
→「楽器を習ったことのない方」でしょうか。
うんうん、わかります。
教会でもそういうことがたまにありますよ。ピアノはともかくとして、私がやっているオカリナもネイティブアメリカンフルートも、小学校で習うリコーダーと同じくらい簡単に音が出るのですが、「色々楽器ができてスゴイね〜」と感心されたりすることも。一部の人にとっては楽器の演奏=特別な技能というイメージがあるのかも。

> もちろん上手くなることを諦めたわけではないですが...自分が出来る範囲で少しずつですね。
→自分が書いた文章?と錯覚するくらい、激しく同意です。
ただ長い時間をかけ、たくさんの地道な努力を重ねて、目標とする大曲に近づいていくピア友さんの姿を見ると、やっぱり素晴らしいなあと心から思います。そしてそういうやり方と真逆の、身の丈にあったやさしい曲を気軽に弾き散らかすだけの自分がちょっと情けなくなったりすることもあるのです。

そんなぐうたらな私に比べたら、かつさんは向上心の塊ですよ。
ピアノがうまくなりたい一心で、本当にいろんなことにチャレンジしてもいますよね。
真面目なお人柄なので、自分に厳しくなりすぎてしまうのでは、と心配になることもありますが、
そんなかつさんから
>ピアノを弾くこと自体が楽しい♪
>どんどんピアノが好きなっています!
という言葉が聞けるのは嬉しいです。
これからもお互い、ピアノを弾く喜びを日々いっぱい味わっていきたいですね♫

Re: No title

タワシさん、こんにちは
コメントありがとうございます!

>一部の人にとっては楽器の演奏=特別な技能
それはありますよね。とくに私の場合は「男のひとでピアノが弾けるの?!」と驚かれたり喜ばれたり♪
※「男のくせに」を言われ嫌な思いをされた方も多いようですが、私は得しているように思います。ただ手が大きいだけでリストが弾けると勘違いされるのはつらい。
(;´Д`)
ただ、ピアノ以外の楽器はまるでダメ。リコーダーも苦手なので色々な楽器を演奏することができるタワシさんは凄いと思います!

>目標とする大曲に近づいていくピア友さんの姿を見ると、やっぱり素晴らしいなあと心から思います
わかります!本当に素晴らしいですよね。時々、私も大曲/難曲にチャレンジしますが、、譜読み段階で挫折。
結局、自分のレベル相応の作品に落ち着きます。
ただ、やさしい曲ならすぐに弾けるかというと、やはり1、2ヶ月は要してしまうので、タワシさんのようにシューイチで動画をアップすることができません!

ブログを始めたばかりの頃は「もっと上手く」と焦って練習していましたが、いまは楽しんで弾いています。
もちろん色々思い通りにならなくてイライラすることもありますが…ピアノに向かえば下手でも楽しいですし、イライラも自然と解消されています。
向上心というかやりたいことを手当たり次第?!
(*´艸`*)
お互いに自分のペースでピアノを楽しんでいけたら良いですね♪

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プロフィール

かつさん

Author:かつさん
小学校から高校までの約10年間ピアノを習い続けましたが

ハノン+ソナチネ+チェルニー30番+インヴェイションしかたどり着けずorz..

20年だった今ではバイエルすら満足に弾くことができません。

もはや、逆に奇跡!!!!

※リンクについて

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