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第9回ピアノWeb発表会 Vol.4

今年もピアノWeb発表会の季節になりましたね♪

ご参加いただきました皆さま
ご視聴いただきました皆さま
本当にありがとうございます!!

5年目も皆さんと一緒にイベントを開催することができて本当に嬉しいです♪
いつまでも初心を忘れることなく、「ピアノが好き」という気持ちのまま10年、20年を迎えられるたら良いですね。
今回のテーマは『はじまり音楽』と『絵画と音楽のある風景』
『はじまり音楽』はプレリュードや曲集の最初、はじめてひと前で演奏した作品など思い出の詰まった曲がいっぱい!
『絵画と音楽のある風景』はイメージを膨らませて選ばれた魅力あふれる作品の数々♪

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今回は下記7回に分けで更新していきます
09:00、10:00、11:00
13:00、14:00、15:00、16:00
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この週末は素晴らしい音楽とともにゆっくりとお過ごしくださいませ♪

★★★★プログラム 10 番★★★★

【ピアニスト】:ぴあのりこさん
【曲名】:パリは燃えているか
【作曲家】:加古 隆
【コメント】:私が習っている日本画の先生が、この曲のオーケストラ演奏を聴いてとても素晴らしかったと教えてくれて、是非ともピアノで弾いてみてとすすめてくれたのがきっかけです。
NHKのドキュメンタリー番組『映像の世紀』のテーマ音楽で、タイトルについては、ヒトラーが言った「パリは燃えているか?」の「燃えているか」を人間の愚かな破壊行為の象徴、「パリ」を人間が生んだ素晴らしい文明、文化の象徴とし、この二面性を表現するものとして、ヒトラーの言葉を引用したそうです。
この曲を演奏すると、同じことを繰り返す人間の愚かさや虚しさを感じるとともに、それでも前を向いて生きていかなければならない人間の宿命や明るい未来も感じます。
『終わりは、始まりである』まさに、それにふさわしい曲だと思います。
今回の演奏は、収録予定していた日に家族が大怪我で入院という緊急事態で収録できなかったため、予備に収録していた発展途上のゆっくり演奏をアップしました。
初めて加古さんの曲を弾きましたが、心に穏やかにも、切なくも、力強く荘厳にも響くこの曲、ずっと弾き続けたいと思いました。



【かつコメ】:ブログ&ピアノ仲間のぴあのりこさん。ご家族が大変な折にご参加いただきました。
この作品のタイトルにはそんな深い意味が込められていたのですね。
技術が進化しお会いしたことのない方々と音楽を共有できる一方、戦闘している国々もありいまだ燃え続けていて、、複雑な心境。
緊迫感のある演奏に色々な感情が伝わってくるようです。


★★★★プログラム 11 番★★★★

【ピアニスト】:私はタワシさん
【曲名】:前奏曲
【作曲家】:中田喜直
【コメント】:中田喜直氏の「小さい手のためのピアノ曲集」より、第1曲「前奏曲」です。
この曲集、オクターブが届かない小さい手でも弾けるように配慮されており、また、サブタイトルには、「美しい音のための・・・」という名前がついています。
音の粒が揃わなかったり、左手の5の指で弾く保持音の音価を完全にキープできなかったり、といつものことながら問題点の多い演奏ですが、ご容赦ください。



【曲名】:前奏曲 Op.159-1
【作曲家】:バンジャマン・ゴダール
【コメント】:「ジョスランの子守唄」で有名なフランス・ロマン派の作曲家、バンジャマン・ゴダール(1849-1895)の「エチュード集Op.149」の巻頭を飾る曲です。 Op.149は、レベル別に4つの分冊になっていて、今回の曲は、もっとも演奏容易な、BOOK1「子供のための練習曲集」に入っています。
この曲は一言で言えば 『ロマン派風味のインベンション』というところでしょうか。
エチュード集の冒頭を飾るのにぴったりな曲だと思います。
2年前に我がブログの「今週の録音」で取り上げたのですが、今回グランドピアノで録り直してみました。2年前の演奏と比べてほとんど進歩していないのが情けないです~



【かつコメ】:毎週動画をアップされているタワシさん!最近アップロード先がFC2動画からYouTubeに変わり、過去の作品が追いやすくて嬉しいです。
中田喜直さんといえばエチュードアレグロが掲載されている『こどものピアノ曲』が有名ですが、『小さい手のためのピアノ曲集』のほうが日本テイストが薄く親しみやすいかも!
魅力的な作品のご紹介、ありがとうございました!

ゴダールといえば、過去にもブログ仲間の狸茶さんが『海辺の散歩』をGariさんが『Second Barcarolle』を演奏されており、(私の企画限定で?!)以外に人気がありますね!
愛らしく爽やかな作品。丁寧に演奏されていてタワシさん節という感じがしますね!


★★★★プログラム 12 番★★★★

【ピアニスト】:Gariさん
【曲名】:組曲ト長調 (Suite in G Major) Op.1 No.1 第11楽章
【作曲家】:JH Fiocco
【コメント】:『はじまり音楽』のテーマで、今回は私のピアノライフ再開後の『はじまり曲』をご紹介させていただきますね。
再開後はじめての取組み曲であるFiocco作曲の組曲からの一曲です。2020年再開直後に撮った古い動画です。
再開後初めての合格曲。YouTubeのアカウントを取るのも初めて、動画を公開したのも生まれて初めて。
手に汗握りながら何度も撮り直したほろ苦い思い出の詰まった一品です。
Fioccoという作曲家の名前を聞いたのも初めて、もちろん彼の曲を弾いたのも初めて。この作品は作品番号1番でFioccoのデビュー作。全12楽章からなるト長調の組曲ですが、私が弾いた第11楽章はホ短調。
ホ短調はト長調の関係短調(平行調)だということを教わったのも初めて。スィートとはなんぞやとか、バロック時代っていつの時代?とか、そんなたくさんの「初めて」を経験した『初めて尽くし』の思い出深い曲です。
密かにレアチャレにもいいかもと思っていた一曲ですが、今回のテーマに私的にはぴったりなので、この曲で参加させていただきました。



【かつコメ】:すっかりおなじみのGariさん!
参加申し込みのメールが私まで届かず、25日にご連絡いただかなければ漏れてしまうところでした。
ベルギーの作曲家ジョゼフ=エクトル・フィオッコ、、はじめて耳にするお名前ですが有名なかたでしょうか?
※ベルギーはルネサンス時代に多くの作曲家(ブルゴーニュ/フランドル楽派)を輩出しましたが、バロック以降に活躍した作曲家をほとんど知りません
趣があって、そのなかにもしっかりとした歌心を感じる演奏ですね♪貴重な演奏動画ありがとうございました。


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プロフィール

かつさん

Author:かつさん
小学校から高校までの約10年間ピアノを習い続けましたが

ハノン+ソナチネ+チェルニー30番+インヴェイションしかたどり着けずorz..

20年だった今ではバイエルすら満足に弾くことができません。

もはや、逆に奇跡!!!!

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