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「こんなに練習しているのに」とひとり愚痴る

『のに』がつくと愚痴が出る

相田みつをさんの有名な詩ですね。
本当にそう。
一生懸命に練習しているけれど、思うように上達しないとき「こんなに練習しているのに」と自分自身に愚痴をこぼしてしまう。
先日、レッスンの帰り道にこの言葉が口をついて出てしまい、心がポキっ折れて駅のホームで立ち尽くしていました。

「こんなに練習しているのに」
レッスン日当日だけ慌てて練習していた子供のころが一番楽しかったかも
「もっと上手くなりたい」
上を目指すようになってから(高校生からブランクを挟み今現在も)ずっと苦しみを伴っているように感じます。

ピアノが好きで弾いているだけ。だから楽しければいい、上手くならなくたっていい!
…と言い切れないのが辛いところ。やっぱり上手くなりたいですからね。

音が転ぶ/転ばないなどに神経をすり減らしている場合ではない
細部まで神経が行き届き、自分のイメージを指先を通し音で表現してみたい!
そのためにはもっと、もっと練習してテクニックを身に着けて…

書いている(読んでいる)だけですでに息苦しい。。
(;´Д`)

「上手くなりたい」と練習しているのは、「上手くなれる」と自分に伸びしろを感じている証拠
だから頑張れるし、実際頑張っている。
「のに」と口をついて出てしまうのは、頑張っている実感があるからこそ。

これは愚痴だけれど、言っていいほうの愚痴

でも突然上手くなったりはしないから、諦めず根詰めすぎず…息苦しくなったら何も考えず遊び弾きをしてただ楽しむ。
それも大事なことですよね。

ピアノ再開したばかりの頃は、
こんなに練習しているのに全然上達しない=[直行]⇒辞めたい
という感じでしたが、いまはピアノと向き合い方が上達しました♪
肝心のピアノは上達しないのに…

↑これは言ってダメなのほうの愚痴だ。。
(;´Д`)


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コメント

No title

かつさん、こんにちは。

物凄く練習をしている、超一流のピアニストでも「自分はまだまだだと思う」とか「理想の演奏ができない」とかおっしゃっています。
ピアノの世界は奥深く、学ぶほどに難しさを感じるし、自分が出来ないことに情けなさを感じるのですが…でも、ピアノを習っている人が相変わらず他の楽器より多いということは、例え上達出来なくても、それを補って余りあるほどの楽しさ、面白さがあるからと思います。
また、ピアノの上達って、ある時期突然、急激に伸びるように思います。
整理整頓と同じで、上達を感じないときは、技術の収納場所が決まっていない時で、上達したときは技術が自分の整理箱に収まった時…だと感じています。
かつさんは色々なことに挑戦されていて大変だと思いますが、ブログの演奏を聴いていると、以前に比べ演奏方法が変わり、ずいぶん上達されたと思いますよ。
自信を持たれていいと思います\(^o^)/

Re: No title

ぴあのりこさん、こんにちは
コメントありがとうございます!

超一流のピアニストも理想の演奏を求めて何時間も練習している。満足できる境地なんて無いのかもしれませんね。
↑それはそれで地獄だけれど…自ら地獄に飛び込む蛮族たち
(;´Д`)
でもだからこそ、やりがいがある。自分なりに納得できる演奏が出来たときの喜びがあるのでしょうね。

ただ、練習すればするほど「こんなに練習しているのに全然弾けない!!」とイライラしてしまう。
ピアノを習っている人が多いけれど、やめてしまった人も多い厳しい世界
上手く付き合わなければたちまち嫌になってしまいますよね。

>ピアノの上達って、ある時期突然、急激に伸びる
「突然上手くなったりはしないから」と書きましたが私もそう思います!

お恥ずかしながら拙い演奏を垂れ流ししていますが、皆さんの温かいコメントに励まされてどうにかピアノ再開6年目にたどり着きました。
ピアノ再開当初よりは成長しているかな※さすがにメトードローズ(子供用教本)じゃないか。
いつも応援いただきありがとうございます!

ほんとうに上達していないのなら。。。

かつさん、おは今晩にちわー、MrBachLoverです。
> 一生懸命に練習しているけれど、思うように上達しないとき
ピアノ弾きの「あるある」ですねー。
わたくしは、昨日の自分と比べて、少しでもできるが増えている
ところを探して、見つけたらOKにしています。
ひょっとしたら、多くを望みすぎているかもしれないです。
それでも、昨日の自分より上達したものが何も見つからない
としたら・・・、練習方法とか、色々点検します。

大事なのは人と比べないこと、って、良く言われることですよね。

少しでもご参考になればと思います。

ではでは〜

No title

頑張っている実感があるのは素晴らしいです!
そして、レッスンで指摘されたことを素直に受け取れている証拠のようにも感じます。こういう気持ちが上達には不可欠ですよね。
自分は弱い人間で「練習してなかったし」とか言い訳が先行することが多かったです…。

たまに以前弾いていた曲などを弾いてみると、昔より音がきれいになっていたり、表現力が上がっていたりすることが多いので、試してみるのもいいかもしれません…!

Re: ほんとうに上達していないのなら。。。

MrBachLoverさん、こんにちは
コメントありがとうございます!

成長が感じられないときもそうですが、弾けていたところが弾けなくなったり、新しい曲に移ったとき同じようなことで指摘を受けたり…
身についていない?!とイライラしたり焦ったりします。。
まぁ、それも「あるある」ですよね。

多くを望みすぎている、確かにそうかも知れませんね。
社会人なので時間の制約もありますし、英才教育を受けてきたわけでもありませんから、出来ることは限られている
自分に期待しすぎかもしれません
↑それも大切ですけれどね。

昨日の自分を比べて出来ているところを探す
「柱のきずは」ですね?!自分の動画を見返して良くなっていることろを探してみます!

Re: No title

Foomin_95さん、こんにちは
コメントありがとうございます!

>頑張っている実感があるのは素晴らしいです!
毎日練習をして、クラシック音楽を聴いて、ソルフェージュや和声の勉強をして、、と自分なりには頑張っているつもりですが…自己評価が高いだけかもしれません。
↑毎日練習するのは当たり前ですよね。。
(;´Д`)

>「練習してなかったし」とか言い訳が先行する
「勉強していない」と言って良い点と取る友達と一緒!私なんて「勉強した」と言いながら赤点ギリギリでしたから
(*´艸`*)
でも結果が全て、問題なしです♪

今レッスンを受けているチャイコフスキー『トロイカ』は子供の頃とピアノ再開後に一度弾いている作品で今回で三回目の挑戦なんです。
前回より成長した姿を期待していますが、、今後に期待

No title

レッスンであれこれ言われて、こんなに頑張ってるのに・・と悔しくて泣きそうになったことが、過去何度かありました。
でも今考えてみると、確かにその時の自分は与えられた時間内で精一杯やっていたのだけど、先生側からしたら、当たり前の努力というか、それ以前の次元なんですよねきっと。

息苦しいかなあ。そうは思わないです。
ピアノを弾くっていうことは、この先もずっと、喜びとともに苦しみも伴うものだと、今では思っています。

Re: No title

ねこぴあのさん、こんにちは
コメントありがとうございます!

前回、先生から指摘されたことを意識して練習したし、注意を払って弾いたつもりだけれど…
同じ箇所を指摘されると「練習したけど修正できませんでした!弾けません!」と言いたくなります。
もちろん先生が悪いわけでなく、言われた通りに出来ない自分への腹立たしさなんですが。。

子どもであれば1、2ヶ月程度で終わる曲も、半年かかる…ちゃんと練習してこない生徒と思われているかも知れませんね。
>喜びとともに苦しみも伴う
そうですね。わたしの場合は喜びと苦しみは同時にではなく、その期間の割合も違います。
仕上げても何だか納得できず…苦しみの期間のほうが断然長い
(;´Д`)
でも弾けたときの喜びで全てが相殺されて、ピアノを弾き始めている。
…割に合わない(˘・з・˘)

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プロフィール

かつさん

Author:かつさん
小学校から高校までの約10年間ピアノを習い続けましたが

ハノン+ソナチネ+チェルニー30番+インヴェイションしかたどり着けずorz..

20年だった今ではバイエルすら満足に弾くことができません。

もはや、逆に奇跡!!!!

※リンクについて

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