ピティナコンペティション参加した時の記憶
- 2018/03/23
- 06:36
【うらうらに 照れる春日(てれるはるひ)に ひばりあがり 心かなしも ひとりし思へば】
※のどかな春の日差しの中をひばりが飛んで行っちゃった。一人思いにふけると悲しくなってくるね
札幌にもそろそろ春の訪れが来るはずなんですが…先日も雪が降りました(もういいよ
)
ヒバリの陽気な鳴き声を聞くことができるのもあと少しと信じたいところです。
チャイコフスキー作曲四季のなかで『ひばり』は3月でしたね。
ロシア人もヒバリに春の訪れを感じるのかな??
実は、高校2年の時にピアノ10年記念の思い出作りとしてピティナコンペティションを受けたことがあるんです。
その時の課題曲が『3月 ひばり』『11月 トロイカ』の2曲でした。
それまでコンクールやコンペティションとは完全に無縁(当時から下手だもの)
一次予選すら通過できるレベルではなかったのですが、偏差値30レベルが早慶大を記念受験する感覚で受けてみました(バカ息子
)
数曲ある課題曲の中で一番簡単な曲を選曲したはずなんですが、それでも自分にはハードルが高くただ弾くだけで精一杯
専門家に聴いてもらうのだから失礼じゃない程度に仕上げないと…と練習に励んだのですが
コンクール前日まで修学旅行でまるまる4日間練習ができないという衝撃の事実が直前になって発覚!
『少女に何が起ったか』の小泉今日子バリに紙の鍵盤を持っていけばどうにか…(なるはずがない)
一応、楽譜をコピーして持っていきましたが…(見るはずがない)
このピンチをチャンスに…(変わるはずがない)
そんな状態で迎えてしまったコンクール当日
運営者の説明を受けて、同じくコンクールに出場する友達と少し話をしてから、いよいよ本番
ますは『ひばり』から。
一音弾いた瞬間……すごくいい音がする!
10年間、ピアノ教室もアップライトピアノだったためにグランドピアノの音に慣れていなくて、立体的に音が聴こえてくることにすごく感激!
一音一音がとにかく響く
すごい!
すごい、すごい!!
舞い上がって弾いていた次の瞬間、頭が真っ白に

次の音が何だったか
どこまで弾いたのか全くわからなくなってしまいました。
【ひばりあがり 心かなしも ひとりし思へば】
ひばりとともに記憶もぶっ飛び、沈黙の2秒間(がっつり固まりました)
「チャイムが鳴ったら弾くのをやめて速やかにもどってきてください」と事前に説明を受けていたので
こころ悲しんでいる場合でもなく…もう『トロイカ』を弾いてしまえ!と演奏再開
審査委員全員『ひばりはどうした!』と心の中で突っ込みを入れたでしょうね。
ただこんな状態で『トロイカ』もまともに弾けるはずもなく、お馬さんたち大暴走で演奏終了
後日、講評が送付されてきたのですが『ひばり』については誰も触れることがなく(弾き終わらずだったからね)
『トロイカ』のお馬暴走事件についてのみ「メトロノームを使って練習しましょう」とアドバイスいただきました
そういう問題じゃなかったような。
そして最近知ったのですがピティナは10点満点で採点され、7点が平均、8点が通過ラインらしいのですが
私 4.5点
むしろどこで4.5点ももらえたのか不思議
※審査委員の人数分講評がついていて一人ずつ点数が違いましたが
ピティナの苦い記憶ですが、記念受験として深く深く記憶に刻まれました。

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※のどかな春の日差しの中をひばりが飛んで行っちゃった。一人思いにふけると悲しくなってくるね
札幌にもそろそろ春の訪れが来るはずなんですが…先日も雪が降りました(もういいよ

ヒバリの陽気な鳴き声を聞くことができるのもあと少しと信じたいところです。
チャイコフスキー作曲四季のなかで『ひばり』は3月でしたね。
ロシア人もヒバリに春の訪れを感じるのかな??
実は、高校2年の時にピアノ10年記念の思い出作りとしてピティナコンペティションを受けたことがあるんです。
その時の課題曲が『3月 ひばり』『11月 トロイカ』の2曲でした。
それまでコンクールやコンペティションとは完全に無縁(当時から下手だもの)
一次予選すら通過できるレベルではなかったのですが、偏差値30レベルが早慶大を記念受験する感覚で受けてみました(バカ息子

数曲ある課題曲の中で一番簡単な曲を選曲したはずなんですが、それでも自分にはハードルが高くただ弾くだけで精一杯

専門家に聴いてもらうのだから失礼じゃない程度に仕上げないと…と練習に励んだのですが
コンクール前日まで修学旅行でまるまる4日間練習ができないという衝撃の事実が直前になって発覚!
『少女に何が起ったか』の小泉今日子バリに紙の鍵盤を持っていけばどうにか…(なるはずがない)
一応、楽譜をコピーして持っていきましたが…(見るはずがない)
このピンチをチャンスに…(変わるはずがない)
そんな状態で迎えてしまったコンクール当日
運営者の説明を受けて、同じくコンクールに出場する友達と少し話をしてから、いよいよ本番
ますは『ひばり』から。
一音弾いた瞬間……すごくいい音がする!
10年間、ピアノ教室もアップライトピアノだったためにグランドピアノの音に慣れていなくて、立体的に音が聴こえてくることにすごく感激!
一音一音がとにかく響く
すごい!
すごい、すごい!!
舞い上がって弾いていた次の瞬間、頭が真っ白に

次の音が何だったか
どこまで弾いたのか全くわからなくなってしまいました。
【ひばりあがり 心かなしも ひとりし思へば】
ひばりとともに記憶もぶっ飛び、沈黙の2秒間(がっつり固まりました)
「チャイムが鳴ったら弾くのをやめて速やかにもどってきてください」と事前に説明を受けていたので
こころ悲しんでいる場合でもなく…もう『トロイカ』を弾いてしまえ!と演奏再開
審査委員全員『ひばりはどうした!』と心の中で突っ込みを入れたでしょうね。
ただこんな状態で『トロイカ』もまともに弾けるはずもなく、お馬さんたち大暴走で演奏終了

後日、講評が送付されてきたのですが『ひばり』については誰も触れることがなく(弾き終わらずだったからね)
『トロイカ』のお馬暴走事件についてのみ「メトロノームを使って練習しましょう」とアドバイスいただきました
そういう問題じゃなかったような。
そして最近知ったのですがピティナは10点満点で採点され、7点が平均、8点が通過ラインらしいのですが
私 4.5点
むしろどこで4.5点ももらえたのか不思議

※審査委員の人数分講評がついていて一人ずつ点数が違いましたが
ピティナの苦い記憶ですが、記念受験として深く深く記憶に刻まれました。

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