記事一覧

第八回ピアノWeb発表会 Vol.6

今年も無事にピアノWeb発表会を開催することができました!!

ご参加いただきました皆さま
ご視聴いただきました皆さま
本当にありがとうございます!!

そのうち飽きられるかなぁと思っていましたが、今年で早4年
4年の間には新型コロナウィルス等の影響で、ピアノ教室がお休み!ピアノサークルが開催中止に!などモチベーション維持が大変な時期もありましたが、今年もこうして皆さんと一緒にイベントを開催することができて嬉しく思います♪

今回のテーマは『愛』
男女の愛、家族愛、師弟愛etcピアノ愛に溢れた素敵な演奏ばかり!
そして自由課題では今年一年頑張ってきた成果を思う存分発揮していただこうと思います!

この週末は素晴らしい音楽とともにゆっくりとお過ごしくださいませ♪


★★★★プログラム 14 番★★★★

【ピアニスト】:pianonさん
【曲名】:ソルヴェイグの歌
【作曲家】:グリーグ
【コメント】: ペールギュント組曲の中の「ソルヴェイグの歌」は歌曲ですが、グリーグ自身がピアノ用にアレンジした物があります。今回「愛」がテーマということで、たまたまレッスンで取り組んだこの曲で参加させて頂きました。
この話は、ペールギュントというお調子者の若者が、自分探しの旅に出ていく物語で、最後爺さんになって、結局何にもなれずに故郷に戻ってきたところで、ソルヴェイグという若かりし頃恋をした女性に再会します。
その女性は、なんと、ずっとペールギュントを待っててくれて、美しく清らかな歌を歌ってくれ、その歌に救われて死ぬという話です。
想像してみてください。何十年も恋人を待っていてくれる、ソルヴェイグという健気な女性の想い。
曲調にも、恋焦がれ、待っている感が溢れています。とにかく美しく、天国行っちゃいそうなメロディーです。
これって「愛」?ってことで。ただ現実的には、あり得なさすぎて、突っ込みどころ満載。
愛じゃなくて、執着なんでは?そんな執着を植え付けるペールギュントは、洗脳の天才だったという、世界仰天ニュースなんじゃないかと。色々想像が膨らむ曲です。やはりグリーグも天才ですね。



【かつこめ】
ぎんねねさんに続きグリーグの歌曲?!グリーグは『愛』を知り尽くした男ですね
それにしてもソルヴェイグが”着てはもらえぬセーターを編んでしまう系女子”だとは知りませんでした!
「天国にいるのなら、そちらで逢いましょう」だなんて…死んでもなお追いかけちゃう?!もしかしてめちゃくちゃ怒ってる??怖い、怖いわ!
…悪乗りしすぎました。反省(;´Д`)
恋焦がれる感じ、戻ってくることへの期待など様々な感情が混ざり合っているようでおもしろい作品ですね。
pianonさんの透明感ある音、歌心あふれる演奏。何度もリピートしてしまいます♪


★★★★プログラム 15 番★★★★

【ピアニスト】:私はタワシさん
【曲名】:O,How I Love Jesus
【作曲家】:作曲者不詳:Dick Bolks編曲
【コメント】:男女の愛をテーマにした曲はたくさん集まりそうなので、クリスチャンであるタワシは、神様(イエス・キリスト)への愛をうたった「賛美歌」の中から選曲してみました。
「おお、わたしは何とイエスを愛していることか!」というタイトルから、その熱愛ぶりが伝わりますね。
作曲者は不明で、「19世紀アメリカ曲」とだけ伝わっています。
今回は、ヴォーカリスト、指揮者としても活躍したDick Bolks氏のアレンジに、少しだけ手を加えて弾きました。
使用ピアノはいつも礼拝で弾いている教会のアップライト(ヤマハ)です。




【ピアニスト】:私はタワシさん
【曲名】:民謡 Op.3-1
【作曲家】:ニールセン
【コメント】:デンマークを代表する作曲家、カール・ニールセン(1865−1931)の「5つのピアノ小品(作品3)」の第1曲。まだグリークなど既存の作曲家の影響が強かった頃の作です。
短くシンプルな曲ですが沈痛な曲想を持っており、葬送行進曲をイメージして書かれたと思われます。



【かつこめ】
さすがタワシさんの選曲!
普段、讃美歌を耳にすることがないので、もっと神様を敬い/崇め奉る感じなのかと思っていましたが…もっと熱烈Loveな感じですね。
ちょっとびっくり。しかもフォークソングのような曲調
親しみやすい曲こそ、皆さんに愛され歌い継がれるのかもしれませんね。
教会のアップライトで讃美歌を、しかもクリスチャンであるタワシさんの演奏が聴けるなんて贅沢な感じがします。
素敵な演奏ありがとうございました。

デンマーク出身の作曲と言われてもすぐには思い浮かびませんが、デンマーク民謡となるとサッパリわかりません!
聴く限りでは確かに葬送行進曲の雰囲気ですね。
ニールセンの恩師でデンマーク出身の作曲家ゲーゼが亡くなった年に書かれていることと関係があるかしら?
ゲーゼといえばシューマンの作品で『北欧の歌~ゲーゼへの挨拶~』という曲があり、こちらも重苦しい雰囲気
デンマーク民謡ってこういう感じなのかもしれませんね。
タワシさんは自分の曲想をもって演奏されているので、短くシンプルな作品でも聴きごたえがありますね


★★★★プログラム 16 番★★★★

【ピアニスト】:チョコさん
【曲名】:ALWAYS三丁目の夕日 Opening
【作曲家】:佐藤直紀
【コメント】:「愛」がいっぱいの映画って何だろう?と考えて、真っ先に浮かんだのが「三丁目の夕日」でした。
昭和30年代。ご近所、家族、友達、想い人、そして、縁もゆかりもない赤の他人。
それらの愛情がてんこ盛りの映画です。
優しくて、ノスタルジックで、時に激情が溢れてくる……まるで古い家族アルバムを眺めているような曲だなと思いました。



【かつこめ】
映画『ALWAYS 三丁目の夕日』、わたしは見ていないので詳しいことはかけないのですが…観客動員が284万人、日本アカデミー賞12冠という偉業。
それだけでこの作品が名作であることがわかります!
これだけの支持を集めるのはチョコさんがコメントしてくださったように”愛情がてんこ盛り”だからでしょうね。
皆さん『愛』を欲していますね!
コロナや戦争等々でギスギスした時世、いま1番見るべき映画かもしれません。
「晩ご飯の時間だよ」「お風呂沸いたよ」そんな声が聞こえてくるよう、、チョコさんの情景あふれる演奏に懐かしい気持ちに浸りました。


プログラムサイトはこちら※更新時間未定

現在募集中の企画はコチラ!!

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ やり直しピアノへ
にほんブログ村

関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

かつさん

Author:かつさん
小学校から高校までの約10年間ピアノを習い続けましたが

ハノン+ソナチネ+チェルニー30番+インヴェイションしかたどり着けずorz..

20年だった今ではバイエルすら満足に弾くことができません。

もはや、逆に奇跡!!!!

※リンクについて

お気に入りピアノブログを”勝手”にリンクさせていただきました。。 リンク設定拒否の方はお手数ですがご連絡ください!

ブログランキング