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第八回ピアノWeb発表会 Vol.1

今年も無事にピアノWeb発表会を開催することができました!!

ご参加いただきました皆さま
ご視聴いただきました皆さま
本当にありがとうございます!!

そのうち飽きられるかなぁと思っていましたが、今年で早4年
4年の間には新型コロナウィルス等の影響で、ピアノ教室がお休み!ピアノサークルが開催中止に!などモチベーション維持が大変な時期もありましたが、今年もこうして皆さんと一緒にイベントを開催することができて嬉しく思います♪

今回のテーマは『愛』
男女の愛、家族愛、師弟愛etcピアノ愛に溢れた素敵な演奏ばかり!
そして自由課題では今年一年頑張ってきた成果を思う存分発揮していただこうと思います!

この週末は素晴らしい音楽とともにゆっくりとお過ごしくださいませ♪

★★★★プログラム 1 番★★★★

【ピアニスト】:くらぽんさん
【曲名】:琥珀色の秋の夕暮れ
【作曲家】:田中カレン
【コメント】:前回の時にBB鉛筆さんがとても素敵に田中カレンさんの曲を弾いていて、私も田中カレンさんの曲を弾いてみたいとお話したことがきっかけで、楽譜を探したら「愛は風にのって」というタイトルの曲集を見つけて、次回のテーマは「愛」だし、これも何かの縁かなと思って選びました。
動画に映っている猫の絵はこの曲集の表紙です。田中カレンさんの恩師、三善先生との思い出を音に綴った音のアルバムになっているそうです。
その中から秋に合いそうな曲を選んだのですが、練習しても全然弾けるようにならず、この曲は上手な人が「弾いてみました。」と言ってさらっとかっこよく弾く曲なのだと気付いた時にはもう遅く 新しい曲を練習する時間もないし、それに 弾けないけどこの曲の響きの心地よさに私自身が癒されていたので、ギリギリまで練習して動画におさめました。



【かつこめ】
トップバッターは…やはりくらぽんさん!
今年は『ブルグの会』をはじめられ、また発表会にも参加されて大活躍の一年でしたね♪
カレンさんは幼少の頃からお偉い先生がたに作曲の指導を受けてきたエリート!
(青山学院大を中退し)桐朋学園大に進学したのも三善晃さんからお誘いを受けたからだそうで、、羨ましすぎますね
三善先生を師と仰ぐのも納得。この作品、どことなく三善先生の和のテイストを感じますよね。
田中さんらしい透明感ある響きと、くらぽんさんの温かみのある音が静かな夕暮れの雰囲気を感じました!
素敵な演奏、ありがとうございます!


★★★★プログラム 2 番★★★★

【ピアニスト】:Gariさん
【曲名】:子守唄 (Berceuse Op.57)
【作曲家】:ショパン
【コメント】:「愛」がテーマということで、今回は親から幼い子どもへの愛がたっぷり詰まった子守唄を選曲させていただきました。
この曲は子守唄ということで、赤ちゃんや幼い子どもが安心して眠りにつけるように、あまり強弱をつけずに優しく淡々と弾くようにと先生から指示されました。
ダイナミックをつけるのが苦手な私にはありがたいことです。左手は赤ちゃんの背中を優しくとんとんとパットするようなイメージで、右手はお母さんの歌う声。
曲の終わりは掛け布団をそっとかけて、あーやっと寝ついてくれたー(やっと自由時間ができる!)というお母さんの安堵感で締めくくるというイメージです。
左手はほとんど同じパターンで単調。右手はショパンらしいキラキラしたフレーズですが、慣れてしまうと比較的弾きやすく、コスパの良いピースという印象でした(と言いながら相変わらずミスタッチが多く、完成度が低くてすみません)。
私の大好きなD♭メジャーです。なんかD♭って癒される、心が穏やかになる調なんですよね。



【かつこめ】
ショパン中期から後期にかけて書かれた作品。
この頃、体調が優れず作曲も苦悩していたようですが、ショパンらしい華やかさと子守歌らしい心安らぐ雰囲気の作品ですよね
技巧的な箇所も難なくと演奏されていて素晴らしいですね!またオルゴール(ベットメリー?)のようなキラキラとした音が本当にきれいでうっとりしました♪
ちあみに、、
ジョルジュサンドがショパンを「3番目のこども」と呼んだから子守唄、、ということではないですよ!それはシューマン!!
((´∀`))ケラケラ


★★★★プログラム 3 番★★★★

【ピアニスト】:BB鉛筆さん
【曲名】:組曲「ロメオとジュリエット」より 少女ジュリエット
【作曲家】:プロコフィエフ(ウクライナ南部ソンツォフカ村生まれ、ソ連(当時)モスクワ市で没)
【コメント】:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」から、ロメオと出会う前の、無邪気でちょっとお転婆なジュリエットが、のびのびと踊る場面の音楽です。なんの悩みもなく、両親や乳母の愛に包まれている様子が伝わってきます。
この後、ロメオと運命の出会いをし、悲劇の結末へと…。ロメオとの愛に殉じて?
いや、モンタギュー家とキャピュレット家の争いがなければ2人は死なずに済んだので、愛に罪はありません。



【曲名】:Somebody To Love(愛にすべてを)
【作曲家】:フレディ・マーキュリー
【コメント】:クイーンの名曲です。、歌の内容は、「毎朝起きる度に少しずつ死んでいく/立っているのもやっと/鏡を見ると泣けてくる/神様を信じてきたのに救いはない/」そして、「誰でもいい、愛せる誰かを見つけてくれないか?」生きていくのに疲れ、もう自力で誰かを愛せるとも思えなくなっている状態。そんな状態の人たちにとって、フレディの声はまさに愛の点滴だったのではないでしょうか。



【かつこめ】
BB鉛筆さんの演奏からジュリエットの純粋で自由奔放で愛らしい雰囲気が感じられますね♪
『ロミオとジュリエット』はシェークスピアの恋愛悲劇な物語。作曲家のプロコフィエフの生まれ故郷はウクライナ侵攻の契機となった場所…この時世、このテーマに最もふさわしい選曲ですね。
物語はロミオとジュリエットの死の真相を知り両家が和解しますが、大切な人を失う前にウクライナ侵攻が終わり、平和的解決することを祈るばかりです。

歌詞を一読したときは「結婚願望強め?」と意味を理解できませんでしたが、、BB鉛筆さんの深いコメントに納得
この作品はゴスペルの女王マヘリア・ジャクソンにインスパイアされて作曲されたそうなので、きっとそうにそうに違いありません!
このゴスペル風の音楽と歌詞、フレディの『愛』を求める歌声は共感する人びとの救いですね。
ロック/ゴスペル/ファンク/クラシック…ジャンルを超え素晴らしい音楽を生み出す、クィーンは永久に不滅です!
BB鉛筆さんの優しく&力強い演奏、カッコいい♪

プログラムサイトはこちら※更新時間未定

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コメント

No title

BB鉛筆さんへ

こんにちは。気付いてもらえるかな?
(気付いてもらえなかったら、かつさんが何とかしてくれるかな?)
ピアノWeb発表会でバレエ音楽は新鮮な感じがしました。踊っている人が目に浮かぶような素敵な演奏でした。
クイーンの曲は初めて聴きましたが。聴いてすぐにこの曲好きって思いました。演奏も曲も清々しくて気持ちがよかったです。

素敵な演奏をありがとうございます。

くらぽんさんへ

こんにちは。わざわざコメントありがとうございます!(かつさんのブログなのに、コメント欄がまたしても昔の駅の伝言板状態に…)
くらぽんさんの田中カレンさん、本当に素敵でした。そして、弾こうと思ったきっかけが私だなんて…嬉し恥ずかしっ(;A´▽`A!
そして、ソロと連弾の両方にあたたかいお言葉まで、ありがとうございます。

ブルグの会でもお世話になっています。
私などは、ブログも持っておらず、かつさんやくらぽんさんのイベントにただ乗りさせていただくばかりで、ありがたいやら申し訳ないやらなのですが、主催される方はいろいろと気配りも大変ですよね。
ご負担なく、ご自分が純粋に楽しめる範囲でしていただきたいなあ、と本当に思います。
そして、くらぽんさんの心に沁みる演奏、これからも聞かせて下さいね♪。

それにしても、久しぶりに田中カレンさんが弾きたくなりました。「愛は風にのって」、持ってないから買おうかな…。

BB鉛筆さんへ

こんにちは。気付いてもらえてよかったです。

ブルグの会は私が手抜きしながら記事を作れるような仕組みになっているので、そんなに大変じゃないんですよ。
曲も難曲がないので聴いてわからないということがなく、みなさんとたくさんお話できるので楽しいです。


「愛は風にのって」は音楽之友社のホームページから内容を少しだけ見られます。
すでに見ているかもしれませんが、リンク貼っておきますね。

https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?id=456120

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プロフィール

かつさん

Author:かつさん
小学校から高校までの約10年間ピアノを習い続けましたが

ハノン+ソナチネ+チェルニー30番+インヴェイションしかたどり着けずorz..

20年だった今ではバイエルすら満足に弾くことができません。

もはや、逆に奇跡!!!!

※リンクについて

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