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セットで演奏される曲と個別で弾いても許される曲

以前、ピアノの先生から「ショパン『3つのエコセーズ』はどうでしょう」とご提案いただいたので3曲あるうちの3番のエコセーズにしようかとおもったのですが、、、「3曲で1つの作品ですよ」と返されてしまいました。
うーん、、、それほどこの曲に労力はさけないかなぁ。ごめん、ショパン

好きな曲を好きなように弾けばいいのでしょうがセットで演奏するべき曲と切り離して演奏可能な曲はどう判断すればいいですかね。
最初は『3つのエコセーズ』と曲名に数字を入っている場合はセットで演奏するべきかなと理解したのですが、ブラームス『6つの小品Op.118』は第2番インテルメッツォだけで演奏することが多いですよね。。

曲の長さによって判断するかもしれない
ショパン『3つのエコセーズ』は1曲が短いから3曲セット。バルトークの『ルーマニア民俗舞曲』もセットで演奏されると言っていたし!!
でもシューマンの『謝肉祭 Op.9』は『再開』だけピアノピースで出版されているし、終曲『ペリシテ人と闘うダヴィッド同盟の行進曲』だけ演奏されることも多いですね。『こどもの情景』もそう。
シューベルト『楽興の時 Op.94』も個々に演奏される。まぁシューベルト作品を全曲通して弾く/聴くのは(個人的に)厳しいので…ありがたいけれど。ごめん、シューベルト

作曲された背景や作品の解釈によって判断されるケースもあるかもしれませんが、、その場合は自分では判断が付かないです
( ノД`)シクシク…

セットで弾くべき曲はセットで演奏したいし、本当はソナタも全楽章を通して弾くべきでしょうけれど、「趣味だから」という言い訳でおいしいところを少しずつつまみ食いさせていただこう。。
でも変奏曲の一部とかはダメなんだろうなぁ。
調子のよい鍛冶屋のエア(冒頭の曲)だけというのは弾きあい会でも厳しいでしょうかね?


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コメント

プログラム次第?

かつさん こんにちは。

即コメでうっとうしいかもしれませんが、何しろモーニングルーティンなので( *´艸)

「組曲」となっているものは、通しで演奏するのがいいのでしょうが、「6つの小品」のように、同時代に書かれたものを便宜的にまとめたようなものは、その限りではないでしょうね。その意味では、一応背景は知っておく方がいいのかも。

でも、本来はセットのものでも、プログラムの流れで説得力があれば、バラ売りもありですよね。
アマチュアの発表会で、バッハの組曲を演奏するとなったら、他の人とのバランスも考えて、抜粋にするのが普通ですし、プロのリサイタルでも、プログラムの最初の方に持ってくる時や、アンコールピースとして一曲だけもあります。プログラムにテーマがあって、「この曲をここに持ってきたのは、こういうストーリーがあるからです」という説得力があるなら、バラもありだと思います。
逆に、ベートーヴェンの大家と言われるような人が、アンコールでもないのに、有名なソナタを一楽章しか演奏しなかったら「どこか悪いのでは」とか思われちゃうかも…。
シューマンの謝肉祭の全曲は、聞く人を選びそうですが、それがメインで、シューマン演奏に定評のある演者なら、聴きたい人も多いでしょうね。

No title

はじめまして。

「組曲」は、例えばバッハのフランス組曲、イギリス組曲、パルティータ など、構成そのものも様式がありますし、平均律もプレリュードとフーガで一曲ですし、古典ソナタも全楽章で一曲ですよね。作曲家は、それら全体を見通して曲を書いているので、やはり全体を俯瞰して弾く必要があると思います。
とはいえ、アマチュアは人前演奏の機会でもそんなに長い演奏時間を割り当てられないというのもあり、部分的に抜粋して弾くというのが現実的なところですよね。

だから、ちゃんとした指導者のもとでしっかり勉強されてる人はソナタは全楽章勉強されて、人前で弾くときは、最初は1楽章、次に2楽章…みたいにして、何回かに分けて最後まで弾かれる方が多いように思います。

逆に、技術が追いついてないからソナタの緩徐楽章だけ弾いて「ベトソナ ◯番弾いた」という人もいますね。「悲愴」2楽章だけ、「月光」1楽章だけ、28 番1楽章だけ、とか…。それ、作曲家が聞いたらどう思うでしょうねぇ😅 全楽章演奏されることを想定して書いているはずです。

緩徐楽章だけを弾く人たちは急速楽章や複雑なフーガがある楽章は絶対に弾かない(弾けない)ですけどね。
わざわざそんな中途半端なことせずに、その人の技量に見合った単品もの(便宜上いくつかの曲をまとめて小品集として出版されているけれど、必ずしも全曲通して演奏されることは想定されていない曲集に含まれているものを含む)を弾いた方がよっぽどかっこいいと思うのです。

あと、プログラム構成という点で、
例えば15分の持ち時間があったとして、ある作曲家の変奏曲の抜粋と別の作曲家の組曲の抜粋というのはさすがに「なんでこの選曲?」と思ってしまいます。
15 分あれば時間的にはどっちか全曲弾けることも多いでしょうし、仮にそれで時間が余るなら単独小品1曲を追加はアリだと思います。
このへんは、その人の考え方だと思いますけど。

No title

 曲をセットで弾くかどうか…、難しいですね。

 「前奏曲」と題されていても、その後に何もない曲も多いですし(ショパンの前奏曲集なんて、24曲ずっと前奏ばかり??)。

 ソナタは全楽章続けて弾くことが前提として書かれていますが、モーツアルトのトルコ行進曲は、頻繁に単独で弾かれていますよね。オペラもアリアとか、前奏曲だけが突出して有名になって、それだけ抜粋で演奏されることも珍しくありません。

 芸術なので、美しければ何でもありなのかも…正解は無いのかも知れませんね。

Re: プログラム次第?

BB鉛筆さん、こんにちは
コメントありがとうございます♪

先生からご提案いただいたショパン『3つのエコセーズ』はコンクール用の選曲だったので4分程度の曲を付け足すのは流れ的によくないと言う意味だったかも知れません。。
たしかにプログラムの説得力が重要なのかも。
以前、先生がチャイコフスキーの四季は12ヶ月でひとつの作品なので小休憩を挟まないよう依頼したと仰っていました。お客様にも四季全曲が終わるまで途中入場はお断りしたそうです。。
厳しい(;´д`)

作曲家や出版社が便宜で名付けた場合はシビアになる必要はないかも知れませんね。
マズルカ第2番もパデレフスキ版だと『4つのマズルカ』ですがエキエル版は5曲ですからね
(*´艸`*)

ピアニストがアンコールでもないのにソナタの一部楽章しか演奏しなかったら違和感が残りますね。
誰が演奏するのか、どこで演奏するのかによってもセットの有無は異なるのかも知れませんね。
個人的にはピアニストなら『謝肉祭』は全曲通して弾いてほしいかな。。

Re: No title

ななこさん、はじめまして!
コメントありがとうございます♪

フランス組曲、イギリス組曲は宮廷舞曲(?)の形式に沿って作曲されているのでひとつの作品として演奏するべき
ヘンデルの調子のよい鍛冶屋はハープシコード組曲第5番ではあるものの、レッスンを目的に書かれたので単独演奏が可能ということでしょうか?!

複数楽章のピアノソナタは全楽章でひとつの作品。いち楽章だけでも成立しているように感じますが、スカルラッテイ、チマローザやリストの単一楽章のピアノソナタの「途中だけ弾く」「途中から弾く」くらい違和感があることなのかも知れませんね?!

ただモーツァルトやベートーヴェンの時代ですと一般市民が趣味としてピアノを弾くこと自体、想定していなかったかもしれませんね?!
そういう意味ですと今は今の弾きかた楽しみかたもあるかもしれないなと思います♪

全曲演奏することを想定して作曲されたか、判断に迷う作品結構あります!
展覧会の絵、ルーマニア民俗舞曲は全曲通して演奏するべきかも知れませんが、こどもの情景、二つのラプソディ、二つのアラベスク、ベルガマスク組曲...
難しく考えると弾く曲がなくなってしまう
(;´д`)

Re: No title

やぢまさん、こんにちは
コメントありがとうございます

返信が遅くなり申し訳ありません!!

たしかに!!ショパンもドビュッシーも前奏曲集とはなんでしょうね?!
((´∀`))ケラケラ
1曲が短いですし、私でも弾ける曲がありそうだなと思って先生相談したら「ショパンの前奏曲は単体では…」との反応でした。

モーツァルトのピアノソナタ11番は一楽章に変奏曲、二楽章にメヌエット、三楽章がトルコ行進曲
1作品というよりは1曲で簡易的なプログラム構成ようで、そういう意味ではトルコ行進曲は抜粋しやすいのかもしれませんね?!

趣味なのだからお好きな音楽をご自由に♪
でも、、、ピアニストのプログラムは趣味よくあってほしいなぁ。

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プロフィール

かつさん

Author:かつさん
小学校から高校までの約10年間ピアノを習い続けましたが

ハノン+ソナチネ+チェルニー30番+インヴェイションしかたどり着けずorz..

20年だった今ではバイエルすら満足に弾くことができません。

もはや、逆に奇跡!!!!

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