記事一覧

楽譜は見た目が重要♪

ウィーン原典版の真っ赤な表紙、最高にカッコいいですよね?!
※見た目で選ぶタイプ((´∀`))ケラ
ウィーン原典版で出版されている楽譜であればウィーン原典版をチョイスしていましたが、シューマンのユーゲントアルバムはシューマンの母国ドイツに本社を構えるヘンレ版にしてみました。
今回エリーゼのためにの楽譜はベーレンライター原典版の曲集に収録されていたので購入しました。
※この曲集の表紙もカッコいいのですよ~♪

201908162202334a1.jpg


ただ何だかんだと言って一番いいのはウィーン原典版日本語ライセンス版です!楽譜の信頼以上に曲解説を日本語で読めるのが良い

全音や音楽之友社、その他の校訂版を悪く言うつもりはなく、校訂版は校訂版で強弱の付け方やフレーズの取り方等々参考になるのですが、つい原典版を購入してしまう
理由は校訂者の解釈や効果的な演奏にするために加筆されたアーティキュレーションを無視する/書き換えることは、作曲家が書いた必要最低限の楽譜(原典版)に自らアーティキュレーションを書き込むよりも難しいから。
たとえばエリーゼのために
ベートーヴェンが記した強弱記号は1小節目※アウフタクトと77小節目のピアニッシモのみでフォルテもクレッシェンドもない。。

なので私のエリーゼは驚くほど淡白…ホールで演奏する予定なのに演奏映えも何もない仕上がりです
(*`艸´)ウシシシ
でもなんとなく自分らしい仕上がりで気に入っています♪

これからも原典版を…と思っていましたがパデレフスキ版のショパンマズルカ集を購入してしまった。。
ウィーン原典版にマズルカがなく、原典版ではヘンレ版のみ。ショパンコンクール公式楽譜のエキエル版も気になりましたが…ともに5000円以上もする。
でもやっぱり後悔しています。。

PS
ベーレンライターの曲集に収録されているメンデルスゾーン作曲こどものための作品集Op72-6がどう見てもOp72-1なのですけど。

20190816220353459.jpg






信頼あっての原典版なのに…ねぇ


にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ やり直しピアノへ
にほんブログ村

関連記事

コメント

楽譜

主要なレパートリーになる曲・作曲家の楽譜については、
原典版と解釈版と、たいてい2種類を用意することにしています。

例えば、バッハの平均律であれば、
原典版:ウィーン原典版日本語ライセンス版(音友)
解釈版:高木幸三 校訂・解説版(全音)

この平均律の場合は、高木版の運指が凝っていて参考になります。

ベートーベン・ソナタ ― 弾けもしないのに楽譜は持ってる(笑)
原典版:ウィーン原典版日本語ライセンス版 第1巻のみ所持
解釈版:ハロルド・クラクストン編/ドナルドFトーヴィ注解版 第1巻(全音)

解釈版は高いけど(\3,900) 非常に詳細な解説が各曲ごとについています。
このトーヴィ注解版は、プロも参照するというピアノの先生の激賞の楽譜です。

あきの演奏は、あまり先生には褒められたことはありませんが、
楽譜を持っていることについては褒められる。←そこしかないんかい!

「色々楽譜持ってて、プロの演奏家みたいね!」だと、なんなんでしょ(汗)

美しい表紙^^

こんな楽譜も存在するんですね、知りませんでした^^美しい楽譜だと、モチベーションもちょっとアップしそう☆

No title

私も楽譜は表紙買いをしがちです!笑

最近注目してるのは、作曲家ごとに表紙の色が違って、眺めるだけでも楽しいベーレンライター原典版ですね。まだ入手はしていないのですが、クールビューティな薄目のブルーのバッハ新全集が特に萌えます♥️

いや、もちろん中身が大事なのは言うまでもありませんけれども…。解説、譜面の見易さ、譜捲りポイントが変なところにないか、などなど。

ベーレンライターって、素敵な表紙の名曲集も出してるんですね。全然しりませんでした。練習が楽しくなりそうです( ≧∀≦)ノ

楽譜 追伸

念のため申し添えておきますと、原典版でも、出版各社によって
微妙な違いがあります。

ウィーン原典版とヘンレ版は、どちらも原典版と銘を打っていますが
この間、弾かなかったバッハの平均律のフーガなどでは音が違う小節が
実際にありました。バッハの場合は、原典版といっても、どの写本を
底本として採用するかで異なることになるらしい(汗)

まだ、遭遇したことはないですが、スラーのかかり方やスタッカートなども
版によって微妙に異なるということらしいので、原典版だからといって、
無条件に信用してかからない方がよいです。

もちろん、原典版に何も書いてないから、<>等を付けないで、のっぺりと
平板に弾くなんてことはないですよね…(汗)

No title

この楽譜、ネットで検索してみました。どんな曲が入っているのか気になって。
昔弾いたことのある曲も多くって(でも今はたぶんもう弾けない) 親しみと懐かしさを感じました。

でも曲名の表記ミスは痛いですね。なんでこんなことに〜?
おひまがあれば出版社(日本での発売元)に連絡してみては?
もうずいぶん前のことになりますが、私、ある楽譜で印刷ミス(?)とおぼしき箇所を発見し、問い合わせのハガキを出したところ(インターネットもやってなかった頃)、やはり出版社のミスで、丁寧なお返事とともに図書カード、いや、まだ図書券だったかな?をいただきましたよ。

Re: 楽譜

アキさん、こんにちは
コメありがとうございます♪

原典版と解釈版の2種類を用意されるのはすごいですね?!校訂者がどのように解釈しフレーズやアーティキュレーションを加えたのか理解が深まれば、音楽もいっそう豊かに奏でられるような気がします!

平均律はまだまだ先...むしろ弾く機会がないと思いますが私もバッハインベンションをするにあたって山崎孝さんのインヴェンションとシンフォニア演奏と指導のポイントを購入しましたよ
(*´∇`*)
とくにバッハは読み解き、自分なりの解釈をもつことすら難しいですからね!!

>ベートーベン・ソナタ ― 弾けもしないのに楽譜は持ってる
(*´艸`*)
私も楽譜ONLY(1曲も弾けない)結構ありますよね!
第2楽章がお好きなら悲愴の2楽章なんてどうでしょうか?!有名ですしカッコいいですし♪
トーヴィ注解版は初めて聞きました!!
ロンドン王立音楽学校版の完訳なんて素晴らしいですね、とっても気になります。
ツェルニー著のベートーヴェン全ピアノ作品の正しい奏法
なんていう本も出版されていて気になっています!
ただベートーヴェンは弾けない可能性もあるので譜読みが完了してからでしょうか。。

色々な楽譜を見比べるってそれだけで楽しいですよね~

Re: 美しい表紙^^

畑かぶらさん、こんにちは
コメありがとうございます♪

全音、ヘンレ版やウィーン原典版と違いベーレンライターは楽譜によって表紙が変わるのですが、この 楽譜がイチバンカッコいいと思います!!

やっぱり素敵な楽譜でモチベーションをあげなくちゃ
かわいい文房具にテンションが上がって勉強するのと同じですね
(*´艸`*)

Re: No title

NekoUshiさん、こんにちは
コメありがとうございます♪

NekoUshiさんも表紙買いしてしまいますか~
(´▽`*)ワカル
ベーレンライター原典版は楽譜によって表紙がかわりますよね?!
バッハはブルー、モーツァルトはレッド、ベートーヴェンはパープルとベーレンライターの作曲家に対するイメージがわかります!
ベートーヴェンの色使いは日本人の感覚と差があるような
(;´д`)

音符自体大きさで言うとヘンレ版が大きくて見やすいですが、ベーレンライターは行間に余裕があって見やすい!
ウィーン原典版は紙自体白くて発色が良いですよね!
ベーレンライターの曲集は有名曲とマイナー曲のバランスがとれていて楽しいですよ!!

Re: 楽譜 追伸

あきさん、こんにちは
コメありがとうございます♪

ヘンレ版、ウィーン原典版、ベーレンライター原典版
すべて原典版ですが微妙に違いますよね?!
エリーゼも一部、ウィーン原典版だけ音が異なります
※全音や音友社と同じ音でした
>どの写本を底本として採用するかで異なる
ということなのでしょうね。。

・手稿譜が紛失している
・作曲家が何度も手直ししたため手稿が複数ある
・手稿と初版が異なる
・各出版社による初版が異なる…等々
ただ校訂者による意図した修正がない(少ない)という点ではすべて正解なのでしょうね。

あと原典版に書かれいない箇所は気持ち程度にとどめています!
上昇型は少しクレッシェンドするとか、フレーズの最後は抑えるとかでしょうか。。
のっぺりした演奏というのは強弱記号の有無よりフレーズ感の問題かなと思います
拍感がない私には強弱をつけたところでのっぺりとした演奏に聴こえるかも
彡(-ω-;)彡

Re: No title

タワシさん、こんにちは
コメありがとうございます♪

ヘンデル、ハイドンの小品やシューベルトの舞曲…本当にタワシさん向けですね!
( ´∀`)ゲラゲラ
この楽譜を購入後に自分の方針が変わってしまったので(練習曲を減らして少し難しい作品に挑もうとしています)、あまり弾く機会がないかもしれないですが
本棚にこの楽譜があるだけでワクワクします♪

曲名の記載ミスは痛いですよね。。
先生から「怪しい楽譜」と命名されてしまいましたよ
(ノ∇≦*)
でも原典版の信頼も損なわれかねないと思うのだけれど。。
私も一発、図書券を狙って言ってみようかしら…いや本当ににこの曲目当てに購入されたかたが残念な思いをしますものね。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

かつさん

Author:かつさん
小学校から高校までの約10年間ピアノを習い続けましたが

ハノン+ソナチネ+チェルニー30番+インヴェイションしかたどり着けずorz..

20年だった今ではバイエルすら満足に弾くことができません。

もはや、逆に奇跡!!!!

※リンクについて

お気に入りピアノブログを”勝手”にリンクさせていただきました。。 リンク設定拒否の方はお手数ですがご連絡ください!

ブログランキング