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会心の演奏をするのに必要だと思うこと

人前で演奏すると緊張して暗譜が飛んでしまう
小中学生の頃は、[緊張から指先が硬直し速いパッセージで転んでしまう]という事は多々ありましたが、
次弾く音を忘れてしまうという事はありませんでした。
ジャスフォーの私…これは老化かしら。。

以前も書きましたが、
はじめて暗譜が飛んでしまったのは、高校生最後の夏に参加したピアノコンペの時です。
最初グランドピアノの美しい音に酔いしれ演奏していましたが、舞台そで口が視界に入り(アップライトではピアノの向こう側を見ることがないので)違和感を覚えた瞬間、
今弾いているフレーズのその先がわからなくなってしまいました。

何度も何度も練習したはずのメロディが浮かんでこない
抜け落ちてしまった音を必死に探すも、記憶は戻らない
そして暗闇へ飛び込む



結局思い出せず、最後の数小節を弾いて次の曲に移りました。


暗譜で一番怖いのは【演奏中に間違えてしまうこと】ではなく【最後までたどり着けないこと】
この恐怖を回避するには…実は簡単です。
楽譜を見て演奏すれば良い!!
そうすれば演奏がどうであろうと最後までたどり着くことができますよね。

発表会も「暗譜で弾かずとも良し!」というピアノ教室が増えているそう。
プロだって楽譜を見て演奏することがある時代ですよ!

でも…
暗譜の恐怖を味わい、最後までたどり着けないことがトラウマでも暗譜にこだわろうと思っています。
なぜなら素晴らしい演奏に視覚は不要
全神経を聴覚と触覚に集中させてこそ“会心の演奏”となるのかなと思うのです。
※このまえ暗譜で散々な演奏をしたくせに、どの口が言う!!!!

自分の中で“会心の演奏”にするには暗譜は避けて通れない


いまは…暗譜で演奏するとトラウマからか次の音に自信がなくなる。パニックで適当な音を押さえてしまう。
さらに強弱、拍感、フレーズ感、音価までも守れず薄っぺら演奏に。。“会心の演奏”なんぞや、程遠い

自信がない
その弱い自分を克服できないのが情けないし悔しい

でもいつかは“会心の演奏”ができる!そう信じている。
※いつになく暑苦しい記事でした


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コメント

No title

こんにちは~~

暗譜飛ぶのが怖いって、プロの皆さんも口を揃えておっしゃいますもんね。電子楽譜がもっと普及したら、暗譜しない人がさらに増えそうです。

> 全神経を聴覚と触覚に集中させてこそ“会心の演奏”

しっかりした目標があるのは素敵です(*^^*)
応援してます!

> いつになく暑苦しい記事でした

笑笑
かつさんらしくていいと思います。
私の中では、かつさんのピアノのイメージは「心は熱く、音はクール・ビューティー」です~~

暗譜

暗譜したことがないので、暗譜で演奏できる人を見ると羨ましいです。

子供の頃、小学生5年までピアノを習っていましたが、その時も
暗譜したことはなかったです。先生の家で内輪の発表会が2回ありましたが
楽譜を見て弾いていました。先生の方針だったかもしれません。

そんな訳で、大人になってから、ピアノを再開した時も
暗譜をしようなどということは考えたこともありません。
そもそも、人前で演奏する機会があまりないので、
暗譜しなければならない理由がないのです。

ただ、大人になってからはスケールを毎日練習していたので
全調を暗譜で弾けましたが、少し練習しなくなるとすぐ怪しくなります。
カデンツは、音ではなく手の形で覚えているらしい…汗

暗譜(追伸)

かつさんのこだわりは分かります…分かりますが…(汗)

あえて、冷静に言うと、演奏を聴いてる側は暗譜であろうが、
楽譜を見てようが関係ないです。
演奏される音楽が良ければよいのではないかと思います。

こんなに暗譜にこだわっている楽器演奏はピアノだけです。
弦楽器等、他の楽器の演奏では、楽譜を見て演奏することが
普通のように思います。また、ピアノでも、伴奏の場合は譜面を見て
演奏するのが普通のことです。

確かにピアノ音楽は複雑で、暗譜するほどに楽譜を読み込んでいなければ
普通に演奏することですら難しいので、かつさんの
「会心の演奏にするには暗譜は避けて通れない」という意見には
頷ける点が多々あるのですが、あまりこだわり過ぎない方が良いのでは
思うのです。

暗譜にこだわり過ぎて、結果としてレパートリーが少ないというのも
寂しくありませんか。

Re: No title

NekoUshiさん、こんにちは
コメントありがとうございます♪
&返信がおそくなり申し訳ありません。

ピアニストは1回のコンサートで2時間分の曲を演奏されるわけですから大変ですよね!!
私なんてわずか3分の曲でも無理~
(* ´艸`)クスクス
最近はピアニストでも暗譜ではない方もいて、ほとんどの曲を楽譜を見ながら演奏された方もいました(しかもガン見)
※やっぱり暗譜で演奏されたメンデルスゾーンのロンドカプリチオーソが一番良かったです。。

私、熱いですかΣ(・ω・ノ)ノ!
会社の同僚からは無関心&覇気がなく…あげく死んだ魚の目とまで言われているのに…
ふたご座だからかな?(関係ない?)

Re: 暗譜(追伸)

あきさん、こんにちは
コメントありがとうございます♪
&返信が遅くなり申し訳ありません

「暗譜をしなくてもいい」というのは最近のピアノ教室の流れなのかと思っていたのですが違うのですね。。
もしかして私が習っていたピアノ教室だけなのかしら…
私の場合は発表会だけではなくインベンション、ソナチネなど普通のレッスン曲から暗譜で仕上げて終了でした。
なので人前で演奏する/しないにかかわらず、暗譜をしないと終わった&仕上げた感がないのです。
あと、一度暗譜した曲は月日が経って弾けなくなったとしても曲の流れは微かに記憶に残っているので解凍が早いですよ(あくまでも自分比ですが)

ピアノ仲間さんも暗譜をしない宣言されている方々がいらっしゃいますし、みなさん考え方が様々
「好きな曲をいっぱい弾きたい!暗譜なんでしていられないわ!!」という考え方に「暗譜をしないと会心の演奏はできませんよ!」と言うつもりもありません!
むしろ「そうですよね」と納得してしまいます
((´∀`*))ヶラヶラ

ただ一回でもいいから『会心の演奏をしたい』と思うのです。
だってピアノを弾くのは自分のためであって、自分自身が納得できる演奏をしたいと思うのが普通ですよね?!
※ピアニストと自分の音楽に対して私の耳はたいへん厳しい!!

あとレバートリーは…欲しいけれど、いりません
(* ´艸`)クスクス
最近までは色々な曲を弾き散らかしたいと思っていたのですが
『会心の演奏』とまではいかなくても、曲が自分の色になって『それなりの演奏』ができると少し満足します。
なので焦らずに1曲ずつ仕上げていければ十分。
でも弾きあい会等々に参加すると「これは前回弾いたし…」と悩みますよね!!
そんなときは「10曲くらいはレバートリーが欲しい」と心底思います!!!

レパートリーはいらないけれど、欲しい!わがままで困ったものです

No title

暗譜…私は子供の頃から苦手です。
子供の頃の発表会は、私も暗譜必須で、弾いているうちに覚えてはしまうのですが、本番で緊張すると真っ白に、一度止まってしまうと分からなくなってしまう恐怖が…。
暗譜が緊張に拍車をかけ、暗譜をしたとしても、不安なので楽譜を置いておきたいです(笑)。

でも、素敵にピアノを弾くピアノ上級者の知人が「むしろ暗譜してからのほうが、自由にのびのびと弾ける」と言っていたので、本当にきちんと暗譜すれば違う世界が見えるのかな…と思ったり(今までは、多分ぼんやり暗譜だったので)。

片手だけの暗譜、途中から弾けるようにする、曲の分析…など、いろいろな方面からせめる必要があるのでしょうね〜。
今年は私も暗譜が目標ですが、正直難しいです^^;

No title

こんにちは

楽譜を見ながら弾いても、一瞬手を見たり他のことを考えたりした後
楽譜を見失うことが多々あるんです。
脳の関係ですかね?

暗譜で弾くと(暗譜できませんけどね)暗譜が飛んで演奏が止まる・・・・・・
楽譜を見ても見失って演奏が止まる・・・・・・
結局練習あるのみなんですかね?
会心の演奏、してみたいです。

Re: No title

ジルさん、こんにちは
コメありがとうございます♪

ジルさんも子供の頃は暗譜必須でしたか?!
私も弾いているうちに覚えてしまうので、わざわざ暗譜の時間を取ることもなかったですが(仕上がりが悪くてそんな時間もなかったのもあります。。)
大人になったら覚えようと思っても覚えられないですよね???
どうやって覚えていたのか昔の自分に聴きたいくらいです。
最近の私は暗譜していてもコピー譜をポケットに忍ばせています。。出口が見つからなくなってしまったらシレっと登場させる予定
((´∀`*))ヶラヶラ

>「むしろ暗譜してからのほうが、自由にのびのびと弾ける」
それなんとなくわかります!!
暗譜しているのにもかかわらず楽譜を立てると、見てもいないのに目線が楽譜に行ってしまって演奏が不自由なんですよね。。
ジルさんも暗譜が目標ですか、お仲間ですね♪楽曲分析は出来ないにしても暗譜の仕上げ方のコツぐらいは身につけたいものです。

Re: No title

Jさん、こんにちは
コメありがとうございます♪

楽譜を見失うこと、私もよくありますよ!!
中途半端な暗譜が一番危険ですよね?!
楽譜を見なくてもそれなりに弾けてしまうので、ドンドン先へ進む…
そうしている間に弾いている箇所を見失って、いざという時はもう迷子
(;'∀')ドコー…
そのまま演奏していれば弾けた箇所も、楽譜を見たばかりに逆に演奏が滞ってしまうなんてこともありますね。

でもJさんの言う通り楽譜があろうがなかろうが止まるときは止まる。
この前のピティナの時は止まっても再開できるポイントを作っておきましたが…その前に止まらない練習をしろよって話ですよね。。

No title

大人からピアノを始めた私は、むしろ暗譜しないとスムーズに弾けないので、自然と暗譜率が高くなります。
楽譜を見て弾くタイプの人がいいな~と思ったりしますよ(^^;

Re: No title

けもネコさん、こんにちは
コメありがとうございます♪

けもさんの演奏を聴くたびに、やっぱり暗譜されているからスムーズに演奏出きるのだろうなぁと思っていました!
楽譜をみて弾けると色々弾き散らかすことは可能ですが、、
仕上げると言う意味なら暗譜するに越したことはないと思います!

No title

子どもの頃は自然と暗譜でしたが
大人になってからは全然暗譜ができません。

私は
田舎の駅や道端にピアノが置いてあって
「あ、ピアノがある~」と思った時にサラッと弾けたらなぁと言う
くだらない理由で暗譜したかったです。
(おバカですね)

理想は暗譜、現実は楽譜見て・・です^^;


Re: No title

ははさん、こんにちは
コメありがとうございます♪

皆さん、大人になると暗譜出来なくなったと仰いますよね
私もですよ( ω-、)
いつでもどこでも弾けるって理想!!
近くにストリートピアノがあったとしても弾く勇気がでないし、弾ける曲もない。弾いて喜んでもらえるレパートリーもありません。
サラッと1曲...程遠いです。。

No title

暗譜ですか・・・
私の場合、大人になって参加した本番(発表会やコンサート)はどれも暗譜の必要がないものだったこともあり、本番でも練習でも、楽譜を置いて演奏するのが常になっています。
子供の頃は苦手ではなかったような気がしますけど、今は見開き2ページくらいの小品でも無理です。

あ、でもこれはクラシックに限った話で・・・
ポピュラー系の曲を弾くときはほとんど楽譜を見ません。
ただ他の楽器と合わせるときなどはCメロ譜(メロディーとコードのみの一段譜)は置いてますね。

暗譜の場合、譜面台を倒して弾くので(人によってはわざわざはずす人もいますね)ピアノの音が譜面台に邪魔されずによく通る、というメリットはあるようです。
まあ私はこれからもクラシックは視奏、ポピュラーは暗譜、というスタイルは変わらないと思います。
なので、もしももしもストリートピアノを弾くことがあったりしたら、絶対ポピュラー系になるでしょうね〜

>暗譜していてもコピー譜をポケットに忍ばせています。。出口が見つからなくなってしまったらシレっと登場させる予定
→これいいですね。でもポケットに入るサイズだと縮小コピーでしょうか。目が悪いと見るのに苦労しますね。

Re: No title

タワシさん、こんにちは
コメントありがとうございます♪

視奏はできる人は、パソコンのタッチタイピングのように身体で鍵盤の位置を覚えているので必要に迫られない限りは暗譜する必要もないですよね。
なので必須ではないのでしょうけれど…
私もですが大人になると暗譜が苦手になる方おおいですね!
私も意識して暗譜で仕上げるよう取り組んでいますが、昔は自然と体で覚えていたので意識して暗譜の練習をしたことがないく、練習方法がわかりません
( ノД`)シクシク…
先生から「暗譜して楽譜も立てていないのに譜面台を見続けている」と言われましたが、確かに鍵盤を見ない事が癖になってしまっています!!
暗譜の仕方、暗譜した際の弾き方について少しずつ覚えていこうと思います!

タワシさんはポピュラー音楽を暗譜なのですね?!
コード進行を覚えるのでしょう?それとも曲調からなんとなく音がわかるのでしょうか?!
程度音がとれる(聴音)方は暗譜ができる&忘れない(にくい)傾向があるように感じます。
私は聴音が全くダメなので楽譜を見て何調というのはわかるのですが、弾いている音が何調かは聴き取れない
もし音が聴き取れたら、私みたい全然関係のない音を鳴らさずにすむのでしょうね。。

あと、コピー譜は直前に折れ目がつかないよう柔らかく折りたたみますよ
(* ´艸`)クスクス


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プロフィール

かつさん

Author:かつさん
小学校から高校までの約10年間ピアノを習い続けましたが

ハノン+ソナチネ+チェルニー30番+インヴェイションしかたどり着けずorz..

20年だった今ではバイエルすら満足に弾くことができません。

もはや、逆に奇跡!!!!

※リンクについて

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