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kazさんの生きた証を熟読する

前回の辛口記事について「アンチが増える…」と心配してくださる方もいて…
本当にありがとうございます。

前回の記事は前回で幕引きしたいと思いますが、もう少しだけ。

半年前に本当に「電子ピアノでは上達しない」と書かれた方がいて反論する記事を書いてずっと推敲していたのですが
kazさんが下記記事を書いてくださいました。

小さな反抗心

私のように感情的ではなく、もっとスマートに的確に。
同調するコメントを書き込み、コメントを返していただいたのがkazさんと最初で最後のやり取りとなってしまいました。

このようにkazさんのようにブレない姿勢で手厳しい内容をかける人いないですね。。
私もつい誤魔化したり、当たり障りなく書いてしまう。
ときに考え方が一致しないこともありましたが
豊富な知識と切れ味鋭いkazさんのブログを楽しく読ませていただいていました。


たった1度のやり取りで私がkazさんのことについて書くのはおこがましいのですが、私のkazさんの印象は
ピアノに対して常に厳しく、とても誠実


ちなみにブログを読み返して驚いたのかkazさんの経歴
今年最後に発想転換
・子供のころ、6年間ピアノを習っていたがバイエルも終わらずに終了
・30年以上のブランクを経てピアノを再開
・自宅には電子ピアノしかない


心に留めている記事は
「プロになるわけじゃないんだし」とはもう言わない。

kazさんは自分の演奏を下手だといってはいけないと度々書かれている。
わたしなんてブログタイトル「ピアノが下手な100の理由」で自分下手さを宣言してしまっている。。。


ちなみに、kazさんのブログカテゴリに
・恥さらし
とあり、このカテゴリだけ記事がない。
ブレず、まっすく。kazさんらしいなと思いました。

kazさんの生きた証
これからもバイブルとして自分の胸に。

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コメント

No title

かつさん、こんにちは。ジルです。
私もつい「下手で」「練習不足で」と言いたくなってしまい、反省です(自意識過剰なのです)。
誤摩化したり取り繕ったりも…しちゃっているなあ…。

kazさんの「プロになるわけじゃ…」の記事を読ませていただいて、私が漠然と感じていた、でもうまく伝えられないでいた思いを代弁してくれているような気がしました(その割には趣味なので好きに弾きたい、と言い切っていますが。笑)

今、基礎練習をしていない自分のもやもやとした思い(自分の演奏は自己満足になっているのでは?との思いとか)もちょっと共感できたり。

No title

こういうのって、人から決めつけられるから反発するんですよね・・・。
自分だって他人に決めつけられたり制限つけられたら面白くないはずなのに何で他人の事は平気で決めつけられるんでしょうね?
ま、みんなそうですね。
私もそうだし(笑)
なるべく言わないようには気を付けてるけど、思うことはやめられない(笑)
みんな、自分の物差しでしか良し決められないって事、悲しいけど。

かつさんの「下手」は別に悪くないと思いますよ。
だって「下手」だから「上達したい」で、「下手でも構わない」じゃないのだから十分ポジティブなんじゃないかなぁ?(笑)

「プロになるわけじゃないんだから、このぐらいでいいんじゃない?」って言うのは、”プロ”の概念を”演奏のクオリティの高い人”って捉えるからややこしくなるのではと思うんですよね。

プロというのは、あくまで、決められた期間内で決められたプログラムを(他人に)要求されたクオリティで仕上げられる人の事を言うのであって、別にアマチュアより上手い人ってわけではないですもん。

アマだってコンクールや発表会で期間内に仕上げる場面はいくらでもありますけど、あれは他人に依頼されているわけではないですから・・・。

なので「プロになるわけじゃないのだから」は「気が済むまで追求すればいい」とか「時間内に仕上げらる学習機能を高めるための練習はいらない」とかならいいいはず。

「楽しければそれでいい」はそうなんじゃないのかなぁ?
ただ何をもって”楽しい”かは他人の決めるものじゃないですよね。
人によっても状況によっても違うし。
ただ、自分の求めているものとやっている内容がかみ合ってないと楽しいは持続しないものだから難しい( ^ω^)・・・


まあ、あれですよ。

「電子ピアノでは上達しない」という先生はアコースティックピアノで練習する生徒しか教えられないだけですよ。
やったこともやる気もないわけですから仕方ありません・・・。
生徒が先生を選ぶのだから、習わなければいいだけです。
子供は減るし、住環境がよくなるわけじゃないし、大学も潰れるご時世ですから、環境に適応できない人達は消えるしかありませんから放っておけば・・(笑)

No title

kazさんの記事にあった「憧れを追い続ける音楽」には共感します。私はそういう弾き手でありたいですねー。

電子ピアノだし、ハノン・チェルニー嫌いだし、耳コピ派だし、楽譜の指示にたまに逆らったりとか、お手本とは違う弾き方を目指すとか、私も異端とされそうな方向なのかもと思います。
かろうじて先生についているのが救いかな…

Re: No title

ジルさん、こんにちは!
コメありがとうございます。

私もつい言ってしまう。
日本人だから謙遜で「下手なんで…」というのは問題ないのだと思うのですが
自分を「下手」と思うことがダメなのでしょうね。
私なんて本気で心が折れている時が1年のうち300日くらい(笑

kazさんのピアノに向かう姿勢が実直で、厳しくてついていけないことも多々ありますが
私も共感できる記事や代弁してくれたと感じることが多いです。
ピアノの弾き方であったり、脱力に関する考え方とか…
お互いに頑張りましょう!

Re: No title

たぬぴょんさん、こんにちは!
コメありがとうございます。

たぬぴょんさんは私のことポジティブって思いました!?
実は昔から私のこと「病的にネガティブ」という人と「異常なほどポジティブ」という人がいて(笑
ピアノを弾いているときは自分でも「病的にネガティブ」だなと感じるのですが…
たしかに「もっと上手くなりたい×30」と思うことは「異常なほどポジティブ」なのかも。。
なんだかシューマンがうまく弾けるような気になりました。。
※フロレスタンとオイゼビウスはポジティブとネガティブじゃないけれど。

プロとアマチュアは上手さの違いではない…
音大を卒業したりコンクールで優勝するような人も音楽の道を目指さない人もいますからね。。
こういう人はアマチュア括りでいいのかしら?
でもブログ村のカテゴリで【ピアノやり直し】より【ピアニスト】の方が登録人数が多かったり(笑
プロの概念を【期限】×【求められるクオリティ】と考えるのは新しい発想ですね!
ミスタッチしないとかそういうレベルではないですからね。
しかもひとつのプログラムで半年、1年と弾き続けると好不調ありそうなものですが、高いクオリティで弾き続けるのはやはりプロ。。
瞬発的に上手いではダメですね。


「楽しければそれでいい」と「上手くなれるよう上を目指す」が相反することなのかという論点の話になると様々な意見が出そうですが…
私は
「上手くなって自分が感じ/思ったようにコントールして弾くことができたら」

「楽しい」
に繋がると思っています。

たぶん、昔のピアノ教育のなごりが色濃くて、大人のピアノと考え方が違うところ。
※kazさんとも違う気がする。

なので「好きな曲が弾ける!やったぁ!」という喜びや楽しい気分はありません。
それなら大好きと言うほどではないけれどブルグミュラー程度の曲を弾いて、ある程度思ったように弾けたほうが楽しいしうれしい。
自分のレベルを上げてピアノソナタをある程度思ったように弾けたら楽しい、うれしいのではないかをいう仮定で訓練しています。

でもこの「ある程度」の設定が難しくて…「楽しい」の境地が桃源郷のように遠く感じる。
「病的にネガティブ」&「異常なほどポジティブ」
いい感じに混とんとしています!!

Re: No title

けもネコさん、こんにちは!
コメありがとうございます!

けもネコさんは耳コピ派なんですか!?すごい!
私は絶対音感も相対音感も皆無で単音を弾かれると全部「シ」に聞こえてしまうんです。。
主音が「シ」だとロ長調で♯×5。もはや大事件ですよ(笑
けもネコさんがうらやましいなって感じます。
耳コピできることだけではなくて、音楽に自分の考えがあるところが。
私は昔のピアノ教育が残っていて先生の指示は絶対。楽譜の指示も絶対。
逆らうほどのものが自分にはないところがダメなんですよね。。

No title

ネガティブワードを使っているからってネガティブとは限らないと思いますよ。
諦めない人って、ベースはポジティブなんじゃないでしょうか?
諦めない=可能性を信じているって事に他ならないですから。

自己評価が低いのは単純に目標が高いからです。
スタート地点とゴール地点の乖離が激しいのに、その時点ではゴールに辿り着けると思っているのだから超ポジティブ!
更にそのための行動も起こせるなら、超超ポジティブでしょう!

本当にネガティブに陥っちゃった人は「私ダメ、何やっても無駄」と行動しないものです。
昔の職場にいっぱいいました・・・。

多重人格やネガティブ&ポジティブは、多分、誰でも持っていると思うんですよね。
心理学的には自己防御手段の一つですし。
より多く表に出ているのがどっちかってだけで。
混沌と矛盾の中がなければ、生きていけない!

でも・・かつさんは両極端なのね。
ジギルとハイド的な・・ 笑笑


>音大を卒業したりコンクールで優勝するような人も音楽の道を目指さない人もいますからね。。
こういう人はアマチュア括りでいいのかしら?

いいんじゃないですか?
オリンピック選手はアマチュアだし、その上がプロなら誰をプロと読んだらいいのかわかりません・・・(;^_^A
コアなオタクにしたって、こだわり分野では、その道のプロより知識も技術も上だったりします。
でもこだわり過ぎて期間内に納品できない・・・(;^_^A
それに、ピアノ弾く人はみんなピアニスト!
資格もないので名乗るのも自由。
なので、かつさんも私もピアニスト!
職業ピアニストじゃないだけです。

>「上手くなって自分が感じ/思ったようにコントールして弾くことができたら」→「楽しい」

これは激しく同意します。
「楽しければそれでいい」って人でも、続けていくうちに「上手くならないからつまらない」って言いだすもの・・。
でも、上達している時は耳が先行しているものなので、自己評価は上がらなくて、楽しいと思えなくなるのが非常に悩ましいところです(;^_^A

先生が言うには「”上手くなったから楽しい”は一生来ない。よりよよく表現するにはどうしたらいいかを追求している過程が楽しい」のだそうです。



ところで、単音、全部”シ”に聴こえるって!  笑笑

先生に逆らったことないって言うのも!  笑笑

私はおとなしく先生の話聞いたためしがないですね・・・。
学生時代も授業の間違い探しとかしているような生徒だったですよ。
曲がったことが大好きなんで♪



レッスンの本質

寺西春雄先生(虎の衣)を心の底から尊敬するポールです。
ピアチェーレkazさんが一貫して主張されていた事は『音並べと演奏の明確な線引き』です。(断言)
ここでいう『音並べ』とは楽譜から鍵盤への単純な移し変えです。

それで音楽経験ゼロでピアノを始めた生徒さんにこれを伝える事は
(ノーミスで弾けたと喜ぶ)教わる側にコペルニクス転回が必要ですので、実際問題としてピアノ教師の方々の並大抵の努力や創意工夫では実現しないという現実があるのではないかと思います。

我々は文字にするだけで簡単ですから。

で、私の考えは初心者の(能力の低い)生徒さんほど月謝は高い方が正当と考えていますがいかがですか?

Re: No title

たぬぴょんさん、こんにちは
コメありがとうございます!

返信が遅くなり申し訳ありません。。

>諦めない=可能性を信じている
確かにそうかもしれないですね。私も「もうダメだ、上手くならない…」と思っても上手くなる/なりたいと思うから練習している。。
これはポジティブなことなのかもですね!
私は気持ちの切り替えが早くて落ち込んでも半日ぐらいで立ち直るのでポジティブだとは思うのですが
ピアノはそれ以上に落ち込む回数も多くて…目標が高いからと言っていただいて嬉しいです!ありがとうございます。

たぬぴょんさんが言うようにネガティブ&ポジティブは誰でも持っていますよね
でも両極端なのはみんなから言われます。。ジギルとハイドカッコいいたとえですね。
今度「俺、いまハイドヴァージョンだから」って言ってみます。どっちがどっちかわかっていはいないけれど。。

プロとアマチュアの違いについてはたぬぴょんさんの区分け、ナイスな考え方だなと思いました。
たしかサティが「偉大な芸術家はつねにアマチュアだ」と言っていたような、いないような。
貧弱ですが自己表現をすることは芸術であって私たちは芸術家/ピアニストですね…いいのだろうか…

「下手でもいい。好きな曲さえ弾ければ楽しい!」と自分が思ったことがないので本音なのかそうではないのかわかりませんがそれはそれで幸せだなと感じますね。
正直、弾けないって悩んで苦しく感じる自分からすればいつも楽しくピアノが弾ける人を羨ましく思います
>追求している過程が楽しい
Old先生も同じようなことを言っていたのだけれどどういう境地なんだろう。。苦しさが楽しい…ピアニストは総マゾヒスティックなのか。
一発でスラスラ弾けたら楽しいのにな~と自分だったら思うのだけれど。。

本当に単音弾かれると、全部「シ」かな?って思うんです。
たぶんハ長調の主音「ド」と認識するのだけれど、全然調律していなかったら少し音が低く感じるのでしょうね。。
あと先生に逆らわないのは子供のころの先生が厳しい/ピリピリ感ある先生だったので…従うものだって思っていました。。

Re: レッスンの本質

ポール師匠、こんにちは!
コメありがとうございます!

返信が遅くなり申し訳ありません。。

師匠のコメントでいつも登場する寺西春雄先生
「子供のための音楽教室」設立者の一人だったのですね。。
kazさんの主張が『音並べと演奏の明確な線引き』だったというのはそうかもしれないですね。。
「素人でも人に感動を与えるような演奏を目指すべき」と考えていたように思います。

音楽経験ゼロの方にどう指導するべきかという問題についてはkazさんの意見はどうであったか知る由もないので私の考えを。。
単音でも音にこだわったピアノレッスンは可能だと思います。
たとえばロシアン奏法の下記動画はかなり有名で目から鱗だった先生方もいらっしゃったと思います。
https://youtu.be/t676t3EIYGQ

ただ私が子供なら(※強調)「音の美しさを磨く楽しさ」より「音を繋げて音楽をつくる楽しさ」を教えてほしいと感じると思う。
なので私がピアノ講師なら積み木のように「音並べ」を楽しんだ上で、「音の質」や「演奏」を教えると思います。
ただ日本のピアノ教育の体質で「ソナチネ」や「ツェルニー30番」に入ってからといった段階を踏もうとするれけど、
演奏(質や音楽性)をメカニックに合わせる必要はなくて少しずつ教え、覚えさせていけばいいのにと思っています。

ま、素人が文字にするのは簡単なのでサラッと書きましたが(笑

月謝については…どのレベルの生徒に教えるにも難しさはある。。
なので時給換算でいいのでは(一律)??と思っています。

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プロフィール

かつさん

Author:かつさん
小学校から高校までの約10年間ピアノを習い続けましたが

ハノン+ソナチネ+チェルニー30番+インヴェイションしかたどり着けずorz..

20年だった今ではバイエルすら満足に弾くことができません。

もはや、逆に奇跡!!!!

※リンクについて

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