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『かたい音』=悪い音?

「あなたの音はとても柔らかいですね」
「あなたの音はとてもかたいですね」

子供のことピアノを習っていた時には先生から上記のような『音の質』について指摘されたことはありませんでした。
『音楽の強弱/テンポ』『全体の流れ』にくわえて、『音楽の質』まで問われるようになり
一段と小うるさい難しくなった印象です

ところで『柔らかい音』と『かたい音』と言われたときに
『柔らかい音』は良い音
『かたい音』は悪い音
という印象があるのは私だけでしょうか?

ベートーヴェン ピアノソナタ第23番『熱情』
プロコフィエフ ピアノソナタ第7番『戦争』やトッカータ
を柔らかい音で弾く!?
チャイコフスキー 四季11月『トロイカ』
冒頭の「ド・シ・ミー」
『かたく引き締まった音』が厳寒の朝を感じさせると思うのだけれど…
作品によって『かたい』音も必要だと思うし、個人的に『かたい音』って好きなんです

先日、Old先生のレッスンでどう弾けるようになりたいかという話になり
「もっと硬質な音で弾けるようになりたいです」と答えてしまいました。。

Old先生は脱力派で『柔らかい音』を重視されています。
私も『柔らかい音』も出せるようなりたいと思っているのですが…
突然私が今までのレッスンと真逆のことを言い出したので、

先生、渋い顔


そうなりますよね。。。
完全に私の説明不足。やからしました。

『かたく引き締まった音』って素敵だと思う
『かたい音』を悪い音としないで
素敵な『柔らかい音』を求めるのと同じように
素敵な『かたい音』を追求すべきだと思うのですがどうでしょう。

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コメント

No title

なんかよくわからないんですけど・・・。

先生の言う”柔らかい音”とかつさんの言う”柔らかい音”って意味合いが違うのでは?というのは感じます(;^_^A

例えば、激流が岩を砕く音や早朝の張りつめた空気のような音、そう言う類の音を”硬い”と表現するならば、”硬い音”っていうのは表現上必要な音だと思いますが、ハンマーが止まってしまう(実際には止まりませんが)一般的に硬いとされる音”で表現するのは美しいのだろうか?と私は思ってしまうのですが・・・。

倍音を多く含む響きのある音を”柔らかい音”とすすならば、トロイカの冷たい空気や熱情の激しい感情も、プロコのソナタも十分”柔らかい”音で表現できるものではなかろうかと。
てか、押さえつけるような音で弾いているのを聴いた事ないですし、聴いたとしても煩いと感じると思います。
私にとっては銃弾の音も雷の落ちる音も残響を伴った柔らかい音です♪

No title

私も先生とかつさんの言う「硬い」「柔らかい」音の意味合いが違うような印象を受けました
手/指の力だけで音を出してしまうと息子もよく「それだと音が硬くなっちゃうからもっと柔らかく」と鍵盤を押すときの指先についてだったり身体を使った体重を掛けた音の出し方や、どんなイメージ?と話を持っていかれます
家でイライラしていると硬い音になっちゃうって言ったら分かりやすいかな?(息子しょっちゅうコレです・・・)極端すぎる例でごめんなさい💦
音ひとつひとつ意識して弾く、奥が深いですよね

Re: No title

たぬぴょんさん、こんにちは!
コメありがとうございます!

そうかもしれない!
私の中で『かたい音』=『硬質な音』
「コン」と芯のある音だと思っていました。

倍音を多く含むと『やわらかい音』になるのですか…
それは『響く音』とはちがうのかしら?
私には倍音の含有量(※表現が違うかも)が聴き分けられないから
『やわらかい音』で弾けるはずもないですね。
それとも聴き分けられなくても弾けるように先生が指導してくださっているのかも。

それにしても
『響きのある音』=「わやらかい音」
『響きのない音』=「かたい音」
だと私が思った『かたい音』なんと表現したらいいのでしょう。。。

「やわらかな硬質な音」

一体、どんな音だよ(笑

Re: No title

ちびママさん、こんにちは!
コメありがとうございます!

私が思った『硬い音』は『硬い音』ではなかったのですね(笑
芯のある『硬質な音』が硬い音だと思っていました。

ちびちび君はとても上手だから『硬い音』を出すなんて信じられないです。
『乱暴な…』とはまた別なのでしょうか?
どういう音が『硬い音』なんだろう…

でも理解できていないということは私の音が『硬い音』なんでしょうね(泣
「やわらかな硬質な音」
チョッと意味不明な日本語になっていますが目指して頑張ります。

ご指摘ありがとうございました!!

No title

こ。んばんは!
ご飯つくりちう~。

おなかすいたと子供のように騒ぐ旦那が軽くうざい今日この頃です~~。

おいといて。

理屈的には倍音の含みは楽器によって決まってるので、同じ楽器では音色の違いはないんだそうです。
でも、実際には違いを感じますよね?
人間の耳は物凄く精度がよくて、聴こえていると脳が判断できない音まで拾っているらしいので、ほんのわずかな違い(倍音の強弱や音響やハンマーと弦の距離なんか)を音色の違いとして認識するんだそうです。

てか、脳は馬鹿ですよね!
処理能力にリミッターがかかってるせいで、情報が増えすぎると判断下せないんですもん!!
たぶん、リミッター外してくれれば誰でも天才ですよ!!(笑)
どうやれば外れるのかわかりませんが。

てか、何のためにリミッターかけた高性能マシンを搭載してるんだろう・・・?

さておき、かつさんのイメージだと”鋭い音””とか”刺すような音”とか”乾いた音””はじける音”とかそんな表現になるのかな???
あっ!
私もそゆの好きですよ。
まらしいぃさんの音とか好き♡
ちがうか??

いずれにしても脱力というか、離鍵時の瞬発力は必須ですね。

ところで、丹田云々は私もなかなかわからなかったんですけど、ヨガやるとわかりますはよ。
前出のダンスとかでも。
てか、すべての合理的な動作に通じるところだと思います。
上半身が自由になりますので。

でも、動き変わると全然弾けなくなっちゃうんで、腐る気持ちわかります・・・( ノД`)シクシク…
私も一時期そんなんでしたよ・・・( ノД`)シクシク…

もうね、覚悟決めて1からやるか、諦めて現状のスタイルでできるとこまで行くかですけどね。

FIGHTだぜ!!(`・ω・´)b

No title

あ~~~、それとぉ、倍音を含むはちょっと違う・・。
残響を含むです・・・。

まちがったまちがった、まちがった!!

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: No title

たぬぴょんさん、こんにちは
コメありがとうございます!
&返信が遅くなり申し訳ありません。。

耳の精度と脳の精度ですか…
たしかに音感のない私でも音色の違いは感じますね。。
耳はまともだったってことでしょうか(笑
これ以上精度よく聴き分けられてしまうととても自分の演奏など聴くに堪えなくなるかもしれないので
良い音も悪い音も平均的に程よく調整されているってことにしましょう!

ちなみに私の硬い音のイメージはたぬぴょんさんいう表現されたこととほぼ一緒だと思います。。

やわらかい音…モネ『睡蓮』のように輪郭がやわらかくあたたかな音
かたい音…尾形光琳『かきつばた』のように輪郭がはっきりしていてキリっと鮮やかな音
ようなイメージです。

なのでプロコ『トッカータ』やバルトーク『アレグロバルバロ』みたいな曲は
やさしい音より荒々しく打楽器を演奏するかのように弾いたほうがおもしろく感じるし
作品によっては綺麗な音ではつまらない作品も数多くあると思ったのです。

たぬぴょんさんはヨガやっていたのですか!
私も…と思いましたがヨガもまた男性には厳しい世界でして、昔通っていたスポーツジムではヨガスタジオは女性限定でした。
でも
素敵な音を出すための脱力
脱力するための丹田
丹田を意識するためのダンス…って遠回りになりすぎて、「いったい自分は何がしたいのか」と悩みだしそう(笑

正しく美しく弾けるようになりたい自分と
自分なりの弾き方で楽しく弾きたい自分の葛藤です。。

No title

おはようございます。

通っていたスポーツジムは会員になるとなんでも自由に参加できるコースがいっぱいあったのです。
時間割みたいになっていて、昼間のデイ会員だと月5000円ぐらい。

なので、エアロビとかしゃずダンスとかヨガとかいろいろとやったのです。

潰れちゃって残念・・・(;^_^A

Re: No title

たぬぴょんさん、こんにちは!
コメありがとうございます!
&返信が遅くなり申し訳ありません。。

昼間会員でも5000円は安いですね!
私が通っていたスポーツクラブもスタジオレッスンがありましたが
エアロビとかサーキットトレーニングが多かったと記憶しています。
ヨガは、女性限定のホットヨガスタジオ(有料)があったのでスタジオでヨガ教室はほとんどなかったですね。。

でもスタジオレッスンって恥ずかしくて一度も受けたことがないです。。

No title

初めまして。由美と申します。
私は何の戸惑いも無く硬質な音が好き♪
と昔から言っていました。
例えばブーニンは硬質で音の芯が太い音だと私は感じます。
アルデンテより硬いくらいに感じますが潔くって好きです^^

ピアノと調和の取れたまっすぐ伸びる音も大好きですが、
柔和で倍音豊かで称えられるのは分かるけど苦手だなって
ピアニストもいます。

硬い音がNGと仰る方が伝えたいのは
硬い音=美意識無く鍵盤を叩いた音

って感じでしょうか。ズレていますか?

Re: No title

由美さん、はじめまして!
コメありがとうございます♪

音の響きに『やわらかい音』『かたい音』ってありますよね
なんだかただ鍵盤を叩く事も『かたい音』と表現されているみたいですね、紛らわしいですが…

私は『やわらかい音』も『かたい音』も好きなのですが、
『やわらかい音』重視され過ぎだと思うのです。
「この曲はかたい音、かたい響きのほうがいいのに!」と思うことか多々あります。
それに芯のないフニャフニャな音なのに『やわらかい音』と評価されている事も気になります。

ちなみに私はどちらも弾きわけられないですけどね
(;つД`)

私もブーニン好きですよ、
硬質で太い音ってしびれますよね‼

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プロフィール

かつさん

Author:かつさん
小学校から高校までの約10年間ピアノを習い続けましたが

ハノン+ソナチネ+チェルニー30番+インヴェイションしかたどり着けずorz..

20年だった今ではバイエルすら満足に弾くことができません。

もはや、逆に奇跡!!!!

※リンクについて

お気に入りピアノブログを”勝手”にリンクさせていただきました。。 リンク設定拒否の方はお手数ですがご連絡ください!

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